4月に入ってのビットコイン急騰の理由は?

最近、ビットコインが1日で10万以上上昇しましたね。僕のヨミについて話をします。まず、Coinmarket Capの今日の動きを見ていると、

と言う具合ですね。この時にピンときたのが、Bitcoin Cashの値上がりの凄さですね。

Whale(クジラ)の存在

仮想通貨に投資している人で、よく話題になるのが、Whale(クジラ)と呼ばれる存在ですね。大口投資家のことです。でも、いわゆる機関投資家のような存在ではないです。黎明期に仮想通貨に参加していた人たちです。中にはパソコンでマイニングしていた人などもいます。つまるところ、仮想通貨の熱烈な支持者が多いということです。2017年の大相場で、持分の20%から30%ぐらいは最低利食いしている人が多いので、数十億円ぐらいを動かせるWhale個人投資家はかなりいるということですね。Bitcoin Cashの生みの親のロジャー・バー氏とかは典型的なWhaleです。そして、次に、

日々のトレーディングで動く金額は、市場5%から多くても10%

と言うことを理解しなくてはなりません。たとえば、今のBTCの時価総額は約10兆円です。その5%は500億円。10%でも1,000億円と言うことです。24時間で売買される金額がこのサイズですから、5%の場合で20億/時間。10%の場合で、40億/時間と言うことです。

Whale同士は仲が良い

黎明期から仮想通貨に関わっている熱烈な信奉者ですから、当然、コミュニティ同士の繋がりはあるわけですね。もちろんの意見の食い違いが起きている同士などもいると思いますが、相当な人同士は仲が良いです。つまり、彼らがタッグを組んで一気に買い注文を投入するとどうなるか?

とこのような市場の動きは、簡単に作り出すことができます。10人ぐらいで組めば、50億ぐらいの買い注文はすぐにできますからね。値幅制限がない点も追い風です。上はCryptoWatchのBinanceにおけるBTC価格のグラフです。特に、彼らの資金がきっかけで起きる「空売りの買い戻し」と「釣られ買い」ですね。空売りなどの仮想通貨取引におけるレバレッジ取引が与えている問題は、別途、こちらにまとめていますので、参考にしてください。

仮想通貨のレバレッジ取引は結果的に自分達のクビを締める

値段が急激に上がることで、空売りポジションの損きりの買い戻しや、そうなる前に買い戻しを避けてリスクを下げようとするトレーダーたちが一気に動き出すので、すると、FX価格が上昇するため、現物価格もそれに釣られて上がります。すると、いよいよビットコインも回復か?と思ったユーザーなどが衝動的に釣られ買いの動きを取ったり、指値で、ある価格抵抗ラインを超えた、この値段を超えたら買おうという指値の注文とかも通ったりするので、波状効果が働いて、元Whaleが投資した資金以上の買い需要が発生して値上がりするわけですね。

Bitcoinに釣られて動いた銘柄を見ると、どのWhaleが動いたかが見えてくる

と言うのが、僕の分析です。顕著なのは、Bitcoin CashとLTCですよね。他に比べて圧倒的にパフォーマンスがいいです。Bitcoin Cashに至っては、この2日間で、70%近くにあげています。となると、どのWhaleがメインで今回の動きを取ったかは自ずと見えてきますよね。

今回はWhaleによる老舗銘柄と新興銘柄の二極化を防ぐテコ入れの動きと見ている

今回、Whaleがこのような動きを取った背景は、このグラフなどが発端になっていると見ています。Coinmarket CapのBinance Coinのチャートです。

Binanceは、BTCやBitcoin Cashが1年以上低迷している中で、今年に入ってからは3倍以上に値段が上がっているのですね。僕は、この流れが今後、加速すると読んでいます。どう言うことかと言うと、仮想通貨の値段にもっとも影響を与えれるのは、これからは間違いなく「トークンエコノミー」であると確信しています。トークンエコノミーがよく分からないという人は、こちらを参考にしてください。

トークンエコノミーはリワード経済と株式経済をP2Pモデルで融合させたネットワーク効果の1つのモデル

老舗の仮想通貨の大半は、まともなトークンエコノミーを作るあげることができていません。一方、新興のBinanceなどは着々とその点を詰めているわけですね。BNBのトークンエコノミーは、シンプルですが強力です。BNBで他のトークン購入した方が、売買手数料がBTCを使うより安い。だから、Binanceを登録したら、まず、BNBを買う。そして、投資に回さないBNBは、BNB自体への投資として保有したままにしておく。すると、BNBの売りの需要は、買いに比べて強力になることを防ぎ易いトークンエコノミーなので、値上がりがし易いわけです。僕もBNBトークンは投資しています。

一方、BTCなどはかなり複雑なトークンエコノミーです。詳しくはこちらをご覧ください。

トークン・エコノミーの観点から分析するとビットコインの上昇要因は唯一マクロ経済の混乱

要するに、今年に入ってトークンエコノミーとしての実力差がで始めたなと分析していたわけです。なので、僕はそろそろ「トークンエコノミーの観点から、とうとう老舗仮想通貨と新興仮想通貨の乖離が始まった」というブログを書こうかなと思っていた矢先に、この値動きをしたので、内容変更しました。笑

BNBを購入したい人は、こちらのブログを参考にしてください。

【初心者向け】Binance(バイナンス)の会員登録の方法まとめ

今回のWhaleの動きに、ヘッジファンドやデイトレが追随すれば、価格が回復基調になる可能性はあります。また、この流れに乗れる個人資金はあまりないと見ています。しかし、ヘッジファンドやデイトレの連中はそのあと、また買い需要が弱いと大量の空売りを仕掛けて、下落相場を作り出します。結局、Bitflyerを中心に日本の仮想通貨取引所が煽ったFXレバレッジ取引は、この市場を発展させるどころか、破壊するような行為にしかなっていなかったということですね。僕もOrb時代に、その問題点をイベントなどでよく話をしていましたが(下記のスライド参照)、金融庁の指導でようやく軌道にのりつつあるようで、よかったと見ています。今の日本人は、幕末・明治の頃と違い、目先の金儲けばかりに目が行き、私利私欲で生きる連中がベンチャー業界含めてあまりにも多く、それが日本から世界に感謝されるイノベーションを起こしていく敵になっているわけです。

みなさんの参考になれば幸いです!

関連記事