サトシナカモトが不明だったからこそビットコインは「デジタルゴールド」になれた理由#1

僕は、以前から、Winny開発者で、P2Pテクノロジーに精通した日本が誇る天才コンピューターサイエンティストの金子勇氏が、ビットコインの発明者「サトシナカモト」であると考えています。詳しくは、こちらにまとめています。

https://lifeforearth.com/?p=4230

しかし、その中で、僕は「金子勇氏の死は、”神のみぞ知る”」という表現を使い、更に詳しく理解したい人は、旧約聖書を読むべきと伝えてました。今日は、その意味についてお話したいと思います。

ビットコインの本質的な価値は、次世代経済システムにおける”デジタルゴールド”

以前から、このブログで、僕らは、ブロックチェーンという優れたP2Pネットワークテクノロジーの上に、新しい経済システムを作り上げようとしている、と伝えています。なぜ、これが今起きているか?と言えば、僕らの旧来の経済システムが崩壊しかかっているからです。日本を例に取りましょう。地域の所得格差の拡大、個人間の所得格差の拡大、年金制度の崩壊、社会福祉制度の崩壊、いろんなものが全く機能しなくなっている。その中で、多くの人々は、それらの苦しみから脱するために、ハイエナのように小銭を稼ぐことに必死になっている。その点は、こちらにまとめています。

https://lifeforearth.com/?p=6504

そして、AIの登場によって、様々な労働が自動化されつつある中「会社で働いて収入を得る」という発想そのものが、もはや崩壊しつつある。その点は、こちらにまとめています。

https://lifeforearth.com/?p=6043

世界に目を向ければ、これはもっと酷い状態になっている。世界の人口は70億を突破し、その70億人が日本のような先進国と同じ生活水準を求めて突っ走っている。その結果、地球が持つ資源の再生能力以上の消費活動をしてしまい、環境破壊が激化している。その点は、こちらにまとめています。

https://lifeforearth.com/?p=6424

そして、世界の経済格差は、日本国内など比ではなく、世界の富の99%を、世界人口の1%の人が握るという「スーパーリッチ」現象が登場し、この傾向がますます拡大している。詳しくは、NHKスペシャル「マネーワールド – 資本主義の未来、富をめぐる攻防」を見るとよいでしょう。

この番組の中にも描かれていますが、今、世界中にお金が溢れているのですよ。100京ドル以上と言われています。京は兆の次の単位です。しかし、その大半を富裕層ばかりが握っており、末端の個人には全然流れて行かない。これが、資本主義が引き起こした最大の問題の1つです。

考えの古い人々は、今の経済システムを少しずつ変えながら、この問題を乗り切ろうしていますが、僕の目から見れば、この発想は愚かとしか言いようがない。もっとドラスティックなことをしなければ、地球は持たない。その希望の星がブロックチェーンです。

ブロックチェーンの世界に、新しい経済システムを作り上げ、そこを既存の資本主義のメカニズムが全く機能しない世界を実現すること。それによって、既存の経済システムがもつ様々な問題を一気に解決に持ち込もう、これが僕も含めたブロックチェーン業界の中枢で活動する起業家やコンピューターサイエンティストが目指していることです。

そのとき、この”デジタルゴールド”としての価値をもったビットコインが、この市場の成長ドライバーとして、重要な役割を果たします。それは何か?

先ほど述べた「世界で溢れ、富裕層が持つ膨大なお金」がこの市場に流れ込む「ハブ」の役割を果たすからです。ビットコインが2100万という供給制限が明示的にかかっている最大の価値はここです。日本円やドルは無限に増えていく。しかし、ビットコインは増えない。だから、次にリーマンショックのような巨大な金融危機が発生したときに、世界経済で局地的なハイパーインフレが起きても、ビットコインには供給制限による希少性があるから、そのときに持っておけば、確実に価値が上がる。ここは現物のゴールドと同じですね。そして、P2Pネットワークで動いているから、既存の国家経済が破綻しても決して止まることがない。それは、2013年のキプロス預金封鎖で証明されたことです。まさに、仮想世界のゴールド、「デジタルゴールド」になったわけです。

https://lifeforearth.com/?p=2850

だから、富裕層の一部は、もうこの行動に出始めています。アメリカの大手仮想通貨の相対取引システムを運営するCircleが、ゴールドマンサックスを戦略投資家として招き入れて獲得しに行ったユーザー層は、アメリカの「スーパーリッチ」を含めた富裕層であり、最終ターゲットは何兆円規模の巨大資金を運用している「機関投資家」です。その点は、こちらにまとめています。

https://lifeforearth.com/?p=58

この継続的な資金流入が起きることで、価格が上がり続けることで、それより安いところで買っていた仮想通貨ファンドや個人投資家は、このビットコインを利食いして、他の仮想通貨に資金を振り向けます。そして、トークンエコノミーによって、早い段階でタダでミレニアル世代やZ世代中心のユーザー層がこのトークンを手に入れる。すると、彼らに大量のお金が流れ始めるのですよ。

https://lifeforearth.com/?p=1840

その具体的な先は、例えば、この業界の有望株であり、僕がバイナンスを使って仮想通貨ポートフォリオに組み込んでいる、COSMOS、Binance、BTT、イーサリウム、そして、まだ未上場のLino-Networkなどになるわけです。その資金が流れてくることで、このベンチャー達は、優秀な人材を雇い、ソフトウェアをさらに強化し、マーケティングを展開し、サービスが普及していく。ユーザーは、そのトークンエコノミーを通じて手に入れたタダのトークンが、ものすごく値上がりした後に、仮想通貨取引所で売却することで、これによって、ブロックチェーン上に、非中央集権化されたつまり、現在の政府のような巨大な権力機構を持たない、テクノロジーによってより優れた民主主義を実践していける新しい経済システムが育っていくのです。

このポジティブ・スパイラルがまた少しずつ起き始めていることは、こちらのブログでも触れています。

https://lifeforearth.com/?p=6493

そして、これらのマクロ経済の視点を踏まえて、僕は自分の仮想通貨投資のポートフォリオを組んでいます。詳しくはこちらにまとめています。

https://lifeforearth.com/?p=6846

その意味では、僕は国内の仮想通貨取引所は、現時点で、もはやこの流れにはついてこれていないので、この記事を読んでやる気になった人は、バイナンスを使うことをオススメします。

https://lifeforearth.com/?p=2394

まさに、21世紀に発明された「デジタルゴールド」というわけです。しかし、もし、サトシナカモトが生きていたら、ビットコインはデジタルゴールドになることができたか?答えは、「NO」です。

つづく。

https://lifeforearth.com/?p=6708

関連記事