プロのテックマーケッターが解説するブログSEO対策の基本まとめ #2

2.検索キーワードを文章に入れる工夫が重要

次に、ディープラーニングのところでお話した「検索キーワード」に関わるSEO対策の話をしたいと思います。結論から言うと、キーワードは「平均2つから3つが限界」と言うことです。僕のブログに関するGoogleの「検索コンソール」のデータの動きをブログを始めてからずっと観察していますが、完全にこの結論に至っています。この原因は、ユーザー側のスキルです。このブログの読者で、4つ5つのキーワードを使って検索したことがある人は、おそらくほとんどいないと思います。僕はたまにやりますが、組み合わせが複雑になるため、かなり手間な話です。ですから、僕のブログに関する「検索クエリ」(どのような検索キーワードで検索してきているか)をみて見ると、最大で3つですね。となると、その3つぐらいのキーワードを想定して、文章を書く必要があります。なぜか?検索エンジン側の「文脈」解析を助けるためです。これが超重要です。

先ほど、2点目で、文脈分析がいかに難しいか?の話をしましたね。しかし、ディープラーニングのテクノロジーを使えば、大量のデータサンプルを提供するほど、この文脈解析の精度が上がります。業界では「機械学習」と言ったりするのですが、コンピューターに、たくさんサンプルデータを与えて、パターン分析をさせて、文脈の意味を把握する精度を上げていく手法です。しかし、ユーザーからのキーワード・インプットが最大3つしか得られないわけですから、この3つを、タイトル、サブタイトル、そして文章内に、巧みに入れ込んであげれば、それだけ、検索エンジンにとっては、学習材料が増える。つまり、「おおっ、これは助かる!」という話になるのです。

また、補足の話をすると、英語と日本語などの話が出てきますね。ビットコインと文章に入れるか、Bitcoinと文章に入れるか?結論は、両方入れた方が無難ですが、検索エンジン側には「辞書」が実装されており、この辞書が、言語のマッチングをしてくれるので、あまり気にしなくても良いです。ただ、僕のブログの場合ですと、まだ一般に知れ渡っていないような単語がブログ内で使うこともあるので、読者が発音できるようにするために、あえて、英語で書いて、()内に日本語読みを入れるみたいな工夫はしています。何が書いているか、分からないと普通に記事クリックするのに抵抗感が出てしまうからですね。これは、マーケティングにおける心理戦の話なので、SEOとは直接は関係していません。

ただ、このキーワードがどこに使われているか?はGoogle側はきちんと見ています。それが3つの話です。

3.検索結果のCTRを上げるための「タイトル」が重要

検索キーワードが、タイトルにつけられている方が、当然、スコアが高く、次にサブタイトル、最後に文章内と言うウェートがかかっています。ただし、これは、技術的な話と言うよりかは、実際に検索エンジンの使い手として自分を客観的に観察して見るとわかると思いますが、自分で考えた検索キーワードがブログタイトルに入っている方が、安心感が得られるので圧倒的にその記事をクリックしやすいですよね。つまり、検索結果における自分の記事のCTR(クリック率)が上がると言うことです。僕のブログの全体平均のCTRは、現時点で8.1%です。400万/月稼いでいるアフィリエイトブロガーの友人などに聞いてみるとこれはかなり高いようです。

なぜなら、僕がクリックしたくなる記事タイトルを常に意識しているからですね。そして、このノウハウを僕がどこで身につけたか、と言うと、スタートアップにおけるPRです。僕は、OrbのCEOではありましたが、同時にCMO(マーケティングのトップ)も兼務し、全てのマーケティングの陣頭指揮を全て自分でとってやっていました。そして、僕がゼロからOrbで合計VCから5.5億円を調達して、世界最速のプライベートブロックチェーン型COSMOSであるOrb DLTを完成させましたが、その経営していた4年間で、マーケティングに使った費用は30万円だけです。でも、Orbは日本では大変よく知られたベンチャーでしたね。なぜか?PRを駆使していたからです。詳しくはこちらにまとめています。本気でマーケッターになりたい人は参考になると思います。

テスラのマーケティングには、なぜ、広告費用が不要なのか?-スタートアップ・マーケティングにおける常識①

PRマーケティングの基本は、「記事」です。WIREDや日経など、ターゲットしているマーケットと相性の良いメディアに自分の会社を製品も含めて色々な角度から記事にしてもらうことです。そのときに、僕は、記者の記事タイトルのつけ方を常に分析していました。その結果、自然と身についたと言うことです。ですから、SEOノウハウの他のブログなどを見ていると、ニッチユーザーを狙ったようなタイトルのつけ方をススメているところがありますが、完全にブロガーとして独立して生活したいのであれば、もっと人の潜在意識に触れるような、琴線に触れるようなタイトルを考え続けた方がよいと思います。そうでないと、月5万から10万程度の収入しか得られないです。

例えば、イケハヤさんのブログがヒットしたキッカケは「#まだ東京で消耗しているの」ですね。これなどは、僕がOrbで、彼がこのメッセージを発信する前から日本中に流行らせていた藩札2.0とも関わっている話であり、現在の日本人の多くの奥底の心に刺さったわけですね。衰退し続ける日本の経済の中で、少ないパイを取り合っている東京の経済(これはベンチャー市場も同じ)で、朝から晩まで働き続けている人々たち。僕が、このブログのコンセプトに置いている「地球と共生する自由な人生」を送る上で、田舎で暮らしながら、組織に頼らずウェブで稼ぐと言うイケハヤさんのライフスタイルは、そことも繋がってくる、これからの時代に適ったライフスタイルなわけです。

その点で踏まえると、僕のブログでの、現時点でのもっとも人気がある記事はこちらの「金子勇=サトシナカモト」です。

僕がWinny開発者「金子勇」氏がビットコイン開発者「サトシナカモト」であると確信している理由

サトシナカモトが誰であるかは、世界中の人々が強い関心を呼び続けている話であり、いまだに説得力のある記事が出てきていませんでした。Orbを売却して、時間もでき、このブログを始めたこともあったので、しっかりと丁寧に書くことができました。いい加減な論理の記事が多く、そして、技術に精通した起業家であれば「絶対に作れるわけがない」人物が、自称サトシナカモトを名乗って、メディアに出て金を稼いでいることに、金子勇氏と同じクリエーターとして憤りを覚えたので、このブログを書きました。

この結果、先月、Twitterでこれがバズり、全体トラフィックの30%を稼ぎました。ここに入れているキーワードは、「サトシナカモト、金子勇、Winny、ビットコイン」の4つです。しかもアルゴリズム側の判断を踏まえて、金子勇氏の名前に「」をつけて、後に氏をつけることで、本人に対する敬意を現わしつつ検索エンジンが、名前と氏が別の存在であることを理解させるようにタイトルをつけています。

そして、このタイトルに入れることができないが、検索キーワードに入れて来そうな「bitcoin、ブロックチェーン」などは全て文章内に入れています。そうすれば、ディープラーニングを搭載したGoogleの検索エンジンであれば、分かるであろうと見越してやっていることです。実際、この記事は、上にあげた6つの検索キーワードの組み合わせでは、だいたいどれも、検索結果のNo.1を取っています。

そして、僕のブログは、ライフスタイル・ブログではあるのですが、キラーカテゴリとしては「仮想通貨・暗号資産・ブロックチェーン・トークンエコノミー」と「英語」を中心に展開しています。これが、次の4点目と関わってきます。

つづく。

プロのテックマーケッターが解説するブログSEO対策の基本まとめ #3

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