僕がなぜCOSMOS(コスモス)のATOM(アトム)トークンに投資するのか? #1

僕のChain X Fundにポートフォリオに組み入れているCOSMOS(コスモス)のトークンであるATOM(アトム)、この投資理由についてまとめましたので、検討中の方は参考にしてください。

僕の運用するChain X Fundのポートフォリオ戦略については、こちらにまとめています。今日の話は、まずはこのポートフォリオ戦略を理解してからの方がより深く理解できると思います。

僕の仮想通貨(暗号資産・トークン)投資のポートフォリオ戦略の基本的な考え方についてまとめ #1

まず、僕のスタートアップ評価の原則は、「チーム、プロダクト戦略、テクノロジー」の3つです。そこに加えて、ブロックチェーンベンチャーの最大の醍醐味とも言える「トークンエコノミー」の評価を組み入れ、常に4つを評価して、最終的な投資判断をしています。投資先の事業は当然、このブログやTwitterなどのSNSなど通じて、彼らのマーケティング支援をすることで、彼らの成長に貢献します。そのような視点で、この記事を読んでもらえればと思います。

このブログの内容は、Youtube版(英語+日本語字幕付き)も公開しています。こちらを参考にしてください。ブログとYoutubeの両方を見ていただくことで、業界英語の勉強になるようにして作っています。将来的には、海外の関連ニュースメディアから、みなさんが直接情報を取れるようになればと思って、そうしました。この機会に英語を身に付けたい方はぜひ!

また、COSMOSは、上のブログにおける僕のポートフォリオ戦略の4つのレイヤーのうち、「4.ブロックチェーン間のコミュニケーション」に該当します。

4.のレイヤーは、ブロックチェーン産業における最重要とも言えるインフラ・レイヤー

僕の中では、この第四のレイヤーは、ビットコインに次ぐ重要な役割をになっていると考えているレイヤーです。まずはそこから話をしましょう。ポートフォリオ戦略の話で伝えたように、ビットコインは、供給制限があることで「デジタルゴールド」の役割を市場で果たしています。これがあるからこそ、インフレを続ける「旧市場」が、これから大きな景気後退していくことで、そこで増え続けている資金がスムーズにブロックチェーン産業が流れ、仮想通貨・暗号資産・トークンの価値が上がって行き、その資金をベンチャー企業が事業成長に投下することで産業として成長していくわけですね。

しかし、それが発達すればするほど課題になってくるのが、色々なブロックチェーン経済圏同士の交流です。今の旧市場が、日本やアメリカ、中国など、色々な国々がそれぞれ独自の通貨を持ち、お互いにルールを決めて貿易したり、人が移動したり、そういう世界が、ブロックチェーンという新しいテクノロジーを使って、全く新しい経済圏とその交流関係が、現在進行形で作られていっています。旧市場に比べて、全てのシステムが非中央集権性を絶えず追求し、かつ経済圏を跨ぐ自由な行動が許されているのが最大の強みです。そこを影で支える技術が必要なのですね。COSMOSが、自分たちのことを「Internet of Blockchains」(=ブロックチェーンにとってのインターネットになる)と表現している理由はそこにあります。

この業界の発展にとって不可欠の技術を作っているのが、COSMOSです。

とてもクリエイティなコンピューターサイエンティストに優れたマネジメントが揃ったチーム

僕は、Orbを売却した2018年の春に、シリコンバレーに出張してきて、その際に、UCバークレーで、COSMOSのミートアップがあり、そこで、COSMOSの中核であるTindermint社のコアメンバー何人かと話をしてきました。その時の印象も踏まえてお話します。

まずは、創業者のJae Kwonです。そのミートアップには参加してなかったのですが、彼が、Tindermintの創業者です。ホワイトペーパーなど読んでいると僕がOrbで描いたような未来と同じ未来を、まだトークンエコノミーという単語すらなかった僕同じ2014年ごろから考えていたようで、その点からとてもセンスのいい起業家だと思います。笑 だからこそ、彼の周りに非常に優秀なコンピューターサイエンティストが集結していると実感します。

彼は、今は、ブロックチェーン間の技術連携を促すため、COSMOSの開発コミュニティがスイスに設立したInterchain Foundationのプレジデントに就任しており、そちらの方にフォーカスしているようです。

Jae Kwon@Linkedin

そして、もう一人の共同創業者であるEthanです。彼がCTOです。今は、Tendermintを出て、Joeと同じくInterchain Foundationのテクニカルディレクターをやっています。カナダ、オンタリオの出身で、カナダのUniversity of Guelphの修士課程で、BFTに関する研究を進めて、Tendermintのコンセンサスアルゴリズムを開発しました。イベントにはきていなかったのですが、Tendermintの実績を踏まえれば、天才的なセンスを持ったコンピューターサイエンティストと言えます。

Ethan Buchman@Linkedin

次に、僕が注目しているのは、Tindermintの頭脳であるSunny Aggarwalですね。彼は、とてもユーモアのある性格ですが、発想がとてもクリエイティブでありながら、理想論に行き過ぎず現実思考のバランスも取れており、非常に優秀なコンピューターサイエンティストです。ただ、UCバークレーは、学士三年目から休学中です。まあ、ドロップアウトするでしょうね。笑

彼がミートアップでの発表者だったので、そのあと、色々と話込ませてもらいましたが、発想力が非常に優れています。後ほど、テクノロジー評価のところで話をしますが、僕がOrbで取り組んだように、ビットコイン同様にバリデーターが自由に参加・離脱可能な仕組みにするのではなく、ある程度選別しながらエコシステムを構築していくことで、COSMOS HUBの性能が落ちないようにする。またそのために、トークンエコノミーも上手く活用するなど、テクノロジーだけではない要素も上手く取り込みながら、ソフトウェアを育てていく考えがしっかりとあるので、彼がいることに僕はとても安心感を覚えました。

Sunny Aggarwal@Linkedin

次に、彼らのプロダクト戦略とも関わってくるのですが、COSMOSを使ったdApps(分散型アプリ)の開発を簡単にするためのSDK開発をリードしている、Alexander Bezobchukです。彼は、前職からもアプリ寄りのプロジェクトをやっているようです。

Alexander Bezobchuk@Linkedin

このようにプラットフォームとアプリ領域の両者をカバーしながら開発していくとなると、開発のプロセスが複雑化していくため、プロダクトマネジメントが重要になってくるのですが、そこをリードしているのが、Jack Zampolinですね。彼もミートアップにきており、当時はまだ参加したばかりだったようで、中身のことはあまり詳しくなかったのですが、丁寧なコミュニケーションをしてくる人だったので、とても印象がよかったです。プロダクトマネージャーは、こういう細部にケアが行き届く人材が向いています。

Jack Zampolin@Linkedin

そして、最後にマネジメント。組織も大きくなってきているので、全体のコーディネーションをしていく人材が重要ですね。イーサリウムでは、日本の市場を一緒に立ち上げた友人のAya Miyaguchiが今そこをやっていますね。特に、イーサリウムのみならず、COSMOSもそうですが、チームが完全に分散型で、Tindermintの創業メンバーがいるシリコンバレーには、全体の10%程度の社員しかおらず、他は世界に散らばっています。そこを上手くコーディネーションする経営能力は重要で、このZaki Manianさんは、そこを見られていると思います。Twitterのコメントを見ていても、非常にしっかりとした発言をされているので、信頼を置いています。

Zaki Manian@Linkedin 

つづく。

僕がなぜCOSMOS(コスモス)のATOM(アトム)トークンに投資するのか? #2

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