BitTorrent Speedは、新興国のインターネット環境の救世主になるかもしれない #2

BitTorrent Speedとは?

BitTorrent Speedとは、先ほどのユーザーXがボランティアで、ユーザーYに提供しているネットワーク環境に対して、BitTorrentのトークンであるBTTをインセンティブとして付与すると言うのが、基本のコンセプトです。そうすれば、ユーザーがもっと積極的に自分たちの通信環境を他の人に解放しようと言うメカニズムが働きますよね? こいつが重要です。

勘の良い人であれば見えてくると思いますが、先ほどの新興国における「モバイル中心」・「無料Wifi」・「人口が多い」の3つの材料が、非常につかえるわけですよ。自分のスマホの通信環境を常に「テザリンクOK」にして他人に解放してBTTを稼いだり、マンションのWifiを住人以外に解放してBTTを稼いだりできる。それでいて人口が多い=人口密度が高いので、よりそのポジティブスパイラルを生み出しやすい。

もちろん、ブロックチェーンの上で、BitTorrent上にアップロードするファイルを管理しますから、著作権管理もしっかり行えるわけですね。これも簡単にいうと、ブロックチェーンというのは、アップロードされたファイルの歴史をずっと「改ざん不可能な状態」で残し続けることができるので、オリジナルファイルが常に特定可能なのですよ。ここにAIを組み合わせれば、似たようなファイルが出てきた場合に、類似解析をかけることで、オリジナルを参照したものかどうかも特定可能になります。

悪いことができない世の中になるということです。僕が常々言っている「善意のシステム化」に繋がる話ですね。世の中から、犯罪を犯す意欲そのものを根絶していくということです。

TRONは、BitTorrent LIVEというD-liveと同じトークンエコノミー版のストリーミング系サービスも準備しており、そこから、本格的にBitTorrent Speedを使ったB2Cアプリを展開する戦略です。BTTのトークンエコノミーは、インフレモデルを組み込んでいるので、インセンティブの原資となるトークンは、無償でユーザーに提供し続けることも可能です。一部の有料コンテンツなどには、サブスクリプションモデルを適用して、ユーザーからBTTの原資を手に入れることも考えているでしょう。

しかし、ポイントは、このBit Torrent Liveを利用して、僕が上で書いたようなメカニズムを証明できれば、BitTorrent Speedは、世界が注目するソリューションになるということです。成長が鈍化しつつある世界のインターネットインフラの普及率を改善するからですね。この貢献度は素晴らしいものがあります。ですから、世界がそれを認めたときのBTTの価値は素晴らしいものになるでしょう。

TRONを率いているJustinと彼のチームであれば、僕はそれをやり切ると見ているので、僕は、BTTに投資しています。それ以外もBTTには優れたポイントがいくつかあるのですが、その点はこちらにまとめています。僕の仮想通貨・暗号資産・トークンエコノミーのポートフォリオ戦略も合わせて参考にしてください。

僕が、なぜTRONのBTT(BitTorrentトークン)に投資するのか?#1

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