マスター・オブ・スケール – Walker&Coの創業者兼CEOトリスタン・ウォーカーのインタビュー#10


ホフマン:”うん、全てのベンチャーキャピタリストは、1つは、自分にとって学びとなるようなディールを持たなくてはならない。Airbnbは君のものだ”と。デビットは、本当に賢いVCだ。彼は、Linkedinに投資し、Facebookにも投資した。

彼は、Pandoraにも投資した。彼は、2500億円ものリターンをGreylockのVCファンドにもたらした。彼は、VCとしてまさにスマートマネーの典型と言える。僕は、彼の反論に対しては非常に注意深く聞きいることにしている。デビットが、僕に反対した場合は、僕はかなり心配になる。しかし、同時に興奮もする。まあ、感情のジェットコースターのようなものだ。

そして、このような感情的な議論は、その投資家同士の議論の中でも必ず起きている。それぐらい、起業家に”ハッキリNO”と言うのは難しいんだ。最高のアイデアとは、YesとNoが同じようなトーンで両者とも存在しているもののことを言う。この混在した反応の状態こそが、投資家と起業家との間に、適度な緊張感を持った関係を生み出すんだ。これについても、別の例を出そう。ジョッシュ・カペルマン、First Round Capitalの創業パートナーだ。彼は、彼が、ある起業家から言われた悪口の写真を受け取った。送り手のメッセージは”親愛なるジョッシュへ、君はいずれ知ることになるだろう。このディールに参加しないことによって、将来、大損した、と思うことを”と。ジョッシュは、このメッセージを紹介したツイートにこうコメントした:”そうだね、それが、1つのVCを通過していくときの1つの反応方法だよ”と。

しかし、僕はジョッシュにこう行った。そのツイートでは、彼が、その起業家への出資を断ったときの彼が経験した感情の全てを捉えられていないよと。

ホフマン:個人的な質問だ。なぜ、その彼のメッセージをツイートしようと下の? 何が動機だったの?ジョッシュ・コペルマン:彼をバカにする意図はなかったよ。僕が、かなり特別待遇の人生を送っていると言うことを知る手がかりのように思えたんだ。僕が、そこで単に”No”と言ったのでは、そこでは終わらなかっただろう。これは、かなりキツイことだよ。僕も楽観主義者だし、君も楽観主義者だよね。でも、VCの仕事は、99%、”No”と言う仕事だ。だから、君がVCになるとき、君は、自分がどういうスタイルのVCになるか、きちんと決めておく必要がある。しかし、君が、実際に、ある投資案件をパスするとき、その理由については、きちんと明確であり透明性のあるものを持っておくべきだ。僕が、資金を調達するとき、だいたい3つのタイプのVCがいる。

僕のお気に入りのパターンは、すぐに”Yes”と返してくれるVC。次にお気に入りは、すぐに”No”と返してくれるVC。一番いやなのは、”君がこれとこれを証明してくれたらね”という反応のVC。だから、僕は、常に自分が、起業家からみて、手前の2つにカテゴライズされていられるように努力している。

ホフマン:問題なのは、その3つ目のタイプのVCは、実は、創業者を傷つけていると言うことだ。彼らは、単に、自分の頭の中のイメージに起業家を近づけさせようとしているだけだから。

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