バイナンスがプロダクト戦略の主軸を「裏方」に切り替えることで、この業界は更に発展する。なぜか? #2

5.裏方のプロダクト戦略によって得られるバイナンスのBNBトークンエコノミーの強化

このBNBトークンの動きをみれば見えてきます。

そう、新たなトークンを上場させる(IEO)のたびに、BNBのバリューアップが起きているのですね。しかし、優良なプロジェクトが上場された方が当然、BNBのバリューアップにはつながりますよね? その方が、バイナンスにユーザーが集まるからです。例えば、このロジックを理解するには、アメリカのNASDAQやNYSEがなぜ、世界最大の証券取引のボリュームを持っているか?を考えると見えてきます。

スタンダードプアーズの2012年のデータより。参照リンク:https://bit.ly/2VYDKIr

答えはシンプルで、そこに「世界一魅力的な企業が上場されているから」です。逆に、上場する企業にとってのNYSEやNASDAQの魅力は何か?LINEもNYSEに上場してますし、僕がOrbを創業する前にいたフランスのアドテク企業のCriteoもNASDAQを上場先に選んでいます。資本調達コストが安いからです。簡単に言うと大きなお金を少ない労力で集められるからです。この原理は、今のブロックチェーン業界も同じです。だから、いいブロックチェーンスタートアップほどバイナンスを目指すという流れを作っていく必要があり、そのために、この裏方に切り替えるプロダクト戦略は、効果的であると考えています。

となると、バイナンスの日本は今後どうなるのか?

6. 日本では、バイナンスDEXには7月1日からアクセスできなくなる。Binance.comもいずれか?

というイメージはつくわけですが、おそらくすでにライセンスを持っているローカルパートナー候補との協議もしているとはみています。僕は、Binance DEXについては、下記のBinance.orgのサイトを参考に、Trust Walletにしました。日本語対応もしています。

アセットは近く移動しますが、なかなか快適に使えています。参考までにリンクをのせておきます。

Trust. Crypto & Bitcoin Wallet

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Binance DEXに対応しているウォレット一覧はこちら

Binance.comについてもアナウンスが出ると思いますが、それを待ってから対応を進めて行こうと思います。

最後に、以前から伝えているように、ブロックチェーンの上に作るトークンエコノミー型の新しい経済システムは、「国境」を排除しなければなりません。しかし、しばらくは国家経済の方が圧倒的にサイズが大きい以上、またブロックチェーンのテクノロジー含めた改善領域はまだ多く残されている以上、この2点から国家の規制と共存してながら、発展していく流れになります。その点を踏まえると、僕がここで伝えたバイナンスのプロダクト戦略であれば、その共存関係の中で、国境のないトークン取引のエコシステムを育てていけると考えています。トークンエコノミーと国家経済システムの違いは、こちらにまとめています。

トークンエコノミーの経済システムと国家経済システムの根本的な4つの違い #1

Binanceが、業界発展につながる新しく正しい成長戦略を見出すことに期待しています!

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