起業を考えている人は絶対に見た方が良い:アマゾンプライムのHBOドラマ「シリコンバレー」

起業を考えている人に、起業ノウハウについておもしろ楽しく学べる僕の好きなドラマの紹介です。

HBOドラマ「シリコンバレー」

From Wikipedia – あらすじ – 大手IT企業であるHooliに勤めている、ITオタクのリチャードは気弱な青年プログラマー。音楽アプリの制作をしていたリチャードは、これまでにない革命的な「データ圧縮アルゴリズム」を開発したことから、大企業や投資家たちはその技術力を買収しようとする。またたく間に買収金額と条件は跳ね上がっていくが、リチャードは買収されることよりも「自分達の会社」を立ち上げることを選択する。

「CEOとしての地位」と「資金調達」に成功したリチャードは、仲間たちと共にITベンチャー企業「パイド・パイパー」を起業する。経営経験ゼロでコミュニケーション能力のないリチャードと、その個性的な創業メンバーたちは、次々に降り掛かってくるさまざまな困難に四苦八苦しながら、成長を続け夢に向かって進んでいく。

元々は、Huluで放映されていたドラマなのですが、最近、アマゾンプライムにも追加されましたね。僕は、シリコンバレーでの起業経験もあるので、その「あるある感」が大好きなのですが、かなり上手くできているドラマで、起業時の注意点や会社が成長していく過程で起きる問題点への対処方法もしっかり学ぶことができます。

キーとなる登場人物は、パイド・パイパー社の五人、写真の五人ですね。

リチャード

彼が主人公です。写真中央の人物です。気弱な性格ですが、技術力と創造力は抜群です。彼の技術面での壁を突破していく能力が初期のパイド・パイパーを救っていくと同時に、彼が、少しずつCEOとして成長していく姿を見れるのが、このドラマの楽しみのポイントの一つです。

アーリック

はっきりいって、変態ですね。笑 メキシコ系です。彼だけExit経験があります。会社を売却したのち、インキュベーターをやっているのですが、とは言っても、自宅を間借りさせてあげているだけで、しかも、家の中でしょっちゅうマリファナ吸ってハイになっています。しかし、いわゆるハスラー役として、抜群のプレゼン能力と交渉力を持っています。気弱なリチャードは、彼のこの能力によく助けられます。

ギルフォイル

カナダからの移民のエンジニアです。セキュリティとシステムアーキテクト能力が高いハッカーです。シニカルなジョークを使いこなします。笑 もう一人のエンジニアのディネシュをよくからかっています。この二人のやりとりで、笑いを誘うこともしばしばです。

ディネシュ

パキスタンからの移民のエンジニアです。Javaのスキルが抜群に高いです。しかし、設定が「童貞」です。笑 それをネタによくギルフォイルからからかわれています。スタートアップのエンジニアとして成功してモテたくてしようがない人です。成功すれば童貞が捨てられると真剣に考えています。

ジャレッド

彼は財務やビジネス面を担当しており、チームに一番最後に入ってきたメンバーですね。とても真面目で、仕事も丁寧ですが、空気が読めないので、たまに訳の分からないことを言います。でも、彼が、細かいところまで気が行き届く唯一ビジネス系のリテラシーがあるため、かつ、アーリックがそのような細かいことに全くケアが行かないため、彼が入ることで、パイドパイパーが事業化していく流れが作られていきます。

これに合わせて、サブキャラなのですが、僕が好きなのが、ピーター・グレゴリーというスーパー・エンジェル投資家がいます。シリコンバレーでも有名な投資家の設定で、パイド・パイパー社の第1号投資家として、2,000万円を出資します。で、僕の予想ですが、たぶん、彼のモチーフは、このブログにもよく出てくるピーター・ティールなんですよね。彼の投資哲学は、シリコンバレーでもかなり変わっていることで有名で、その辺りを踏まえて、コミカルに発言させているところもかなり面白いです。ピーター・ティールについてはこちらにまとめています。特に、彼は、途中で不慮の事故で死んでしまうのですが、その事故の内容と彼の葬式の仕方は、最高の見所の一つです。笑

シリコンバレーで絶大な影響力を持つと呼ばれる「ペイパル・マフィア」とは?

また、実際にシリコンバレーでよく知られた人物も友情出演の形で出てくれているので、知っている人にとっても、そうでない人にとっても、リアル感であって、とてもいいドラマです。特に、シリコンバレーのスタートアップイベントでは最大のTech Crunch Disruptで、主人公達が、恒例のピッチコンテストに参加するシーンがあるのですが、これが実際のTech Crunch Disruptを再現しているんですね。かなり手が込んでいます。これもシリコンバレーのリアル感が見えてくるいい感じの演出です。また、シリコンバレーの特徴であるいろんな人種の優秀な人材も登場します。彼らのイノベーションの源泉は、「多様性」だからですね。たぶん、このドラマをみると、一度はシリコンバレーに行ってみたくなる、そんな仕上がりのドラマです。

なので、起業を考えている人は、ぜひ、観てみることをオススメします。

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