ビットコインやイーサリウムの長期投資の保有者はBlockFiに預けて増やすのが上策

ビットコインやイーサリウムを持ったままだと、基本的に増えたりはしないですよね。ただ、将来上がることを信じて待つのみです。僕も長期投資しかしない人なのですが、そんな方に朗報のサービス「BlockFi」をご紹介します。

BlockFiとは?

ニューヨークに拠点を構える、仮想通貨・暗号資産・トークンを使った融資サービスを提供するベンチャーです。2017年8月に立ち上がったベンチャーで、正式名称は、BlockFi Lending社です。行っているサービスは、主に二つです。

  • 自分が持っている仮想通貨を彼らに預けると、彼らが他のその仮想通貨を必要としている人に融資し、金利収入をリベニューシェアしてもらえる
  • 自分が持っている仮想通貨を彼らに担保として渡すと、彼らから現金を借りることができる。

一つ目のサービスを利用すると、ブログトップの写真にあるように、保有しているBTCやETHを彼らに預けると、現時点最大6.2%の年利が得られます。また、二つ目のサービスを利用すると預けたBTCやETHを資産評価してもらい、年利10から15%前後で、現金(USドル)を借りることができます。

マイクロレンディングのプロが率いる経営チーム

当然ですが、ベンチャー企業なので、僕のいつものホームワークである「ベンチャー分析」を行います。まず、大事なことは「チーム」です。やろうとしている事業内容に適した能力を持ったチームかどうか、この「目利き」が大切です。

CEO – Zac Prince  – Linkedin

彼は、BlockFiを立ち上げる前は、Cognicalと言う消費者ローンのスタートアップの事業開発の責任者でした。このベンチャーが提供しているのは、アメリカでほぼ誰もが使っているFICOという信用スコア(そもそもクレジットカードや銀行ローンを利用しないと上がらない)で与信の低い人や、社会的信用の低い人(=多くの場合、それは移民)にその人の、日常生活の購入履歴をベースに融資を行うというビジネスです。トランザクションレンディングやマイクロレンディングの概念と同じですね。さらに、その前は、Orchard Platform社と言うローン案件の売買を行うプラットフォームの事業開発責任者でした。このベンチャーは、Kabbage社という、ソフトバンク社からも出資を受け、中小企業に少額ローンを提供しているユニコーンベンチャーで、彼らに買収されています。

つまり、トランザクションレンディングやマイクロレンディング事業のプロということです。なので、このベンチャーのCEOとしては最適な人材と言えます。しかし、彼は、融資における借り手のスコアリングモデルを開発して運用するプロではないので、この人材が必要ですね。

Co-Founder & VP of Operations – Flori Marquez – Linkedin

共同創業者の彼女が、正に、そのプロファイルの持ち主です。直前が、BondStreetという、中小企業向けのマイクロレンディングを提供しているベンチャーのポートフォリオマネージャをやっていたのですね。融資ビジネスにおけるポートフォリオマネジメントとは、不良債権をなるべく抱えないようにするために、融資先を的確に分散する仕事です。なので、まさに、BlockFiの貸出先を的確に分散させる能力を持った人材ということですね。

次に気になってくるのはコンプライアンスです。仮想通貨・暗号資産・トークンの管理は、一般的な金融資産を同じ水準のコンプライアンスを求められるので、そのプロがメンバーに必要です。

Chief Compliance Officer – David Spack – Linkedin

彼は、イーサリウムの共同創業者であるジョセフ・ルービンがNYCに立ち上げたブロックチェーンスタートアップのインキュベーションプログラムであるConsensysのコンプライアンス責任者もやっている人物で、シニアの方ですが、経歴は完全にコンプライアンスのプロですね。Floriと同じBondStreetでコンプライアンスヘッドもやっていました。ちなみに、BlockFiは、Consensysから出資を受けています。

そして、もう一つ欠かせないのが、セキュリティですね。顧客から仮想通貨・暗号資産・トークンをウォレットアプリ経由で預かるわけですから、ブロックチェーンの扱いに慣れていて、セキュリティに強い人材が必要になります。

CTO – Mahesh Paolini-Subramanya – Linkedin

彼は、BaaSベンチャーFactomの元CTOです。Factomは、メリンダ・ゲイツ財団と提携し、貧困層にウォレットアプリを提供するプロジェクトを立ち上げて一時期話題になりましたね。なので、ブロックチェーンの扱いにはかなり慣れていると言えます。また、BaaSを作っていたので、その上で走らせるアプリケーションのセキュリティ要件なども理解しているとみているので、的確な人材がCTOに配置されていると言えます。

ただ、その上で、さらに彼らのシステムに僕が信頼を置いている点は、Geminiのカスティディアンサービスを使っていることですね。Geminiは、このブログでも取り上げたことがありますが、あのウィンクルボス兄弟が経営している仮想通貨取引所です。ウィンクルボス兄弟は、ビットコイン投資で初のビリオネア(資産1000億超え)になったことでも有名です。NYCを拠点に、ウォール街の顧客を多く抱えます。アメリカでは、最大手のCoinbaseやCircleに次ぐ事業規模を誇ります。その点から、彼らの仮想通貨・暗号資産・トークンの管理を代行するカスティディアンサービスのレベルは非常に高いと評価しています。顧客がウォール街ですからセキュリティ要求水準が高いためです。

ウィンクルボス兄弟について知りたい方はこちらです。

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BlockFiの仕組みを貧困層や中小企業を救うトランザクションレンディングやマイクロレンディングに役立てて欲しい

僕が、BlockFiに保有しているBTCを預けようと決めたのは、まさにここです。創業メンバーや経営陣が、皆、このビジネスの業界の人材が集まってきているからなんですね。一般的に、ビットバンクなどもBTCやETHを預けるサービスを提供していますが、僕は使いません。なぜか?貸出先が、トレーダーやヘッジファンドだからです。長期保有しているのは、トレーディングしないためなのに、貸した先で短期売買で使われてしまったら全く意味がないですよね。僕は、この市場が早く「投機市場」から脱却することに貢献したいと考えています。そうでないと、一般個人がいつまでたってもこの市場に入って来れないからですね。

BlockFiのレポートをみていると、まだ、トランザクションレンディングやマイクロレンディングの市場に本格的に入って行けてないようですが、将来的に必ずそこに注力していくと見ています。それこそが、BlockFiの事業が世界をよくしていくからですね。レポートに興味がある方はこちらにまとめています。

仮想通貨・暗号資産・トークンを担保にしたローン市場の動向レポートのレビュー #1

では実際、どのようなモデルになるか?というと、僕の想定では、僕らが預けたBTCやETHを担保に、BlockFiがお金を金融機関から借ります。そして、そのお金を貧困層や小規模事業のオーナーに低金利で融資するということです。となると金利は安い方がいいですから、アメリカの金融機関から借りるよりは、日本の金融機関や、スイス・北欧の金融機関などがいいでしょうね。なぜなら、低成長経済に入っているので、銀行の融資金利が安いからです。マイクロレンディングの世界では、金利とは言わず手数料ということが多いですね。イスラム金融と同じで、金利を取ることを忌み嫌うからです。

ただ、将来的には、フェイスブックのリブラのようなステーブルコインで、その彼らはお金を融資するようになっていくと見ています。どういうことかというと、リブラは準備金制度を取っているので、リブラに参加する金融機関がリブラでBlockFiにお金を貸すということですね。そして、借りた人は、VISAやMasterが提供するリブラのプリペイドカードやアプリにリブラをチャージして、使っていく世界です。僕はそういう未来が、そう遠からずくると見ています。

そして、彼らがマイクロレンディングで得た手数料の一部を預けた僕らはリベニューシェアしてもらいます。今のところ、年間で6%から7%ぐらいです。だから、ビットコインやイーサリウムをそのまま持っておくよりはるかにお得です。

アカウント作成方法はとても簡単です。名前やEmail、住所などを登録し、自分のアカウントに紐付くウォレットアドレスを割り当ててもらいます。法人として預ける場合は審査があります。あとは、自分が普段ビットコインやイーサリウムを預けている取引所などのウォレットからBlockFiのウォレットアドレスに送金すればOKです。

ビットコインを増やしながら、かつ、世の中にも貢献できるというとてもよいサービスなので、ぜひ、有効活用してください。下のリンクからアカウントを開くことができます。

GUSDは、Geminiが発行しているステーブルコインですね。中長期では、取り扱い銘柄も増えていくことでしょう。

みなさんの参考になれば幸いです!

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