Brave Browser (ブレイブ・ブラウザ) – BATトークン – ホワイトペーパーの翻訳 #3

 

2.2. アテンション・マーケットプレイス

マーケッターは、ブランド広告の予算計画を立てる際に、配信する広告とエンドユーザーの間の過剰な数の中間プレイヤーを考慮入れなければならない。広告代理店、トレーディングデスク、デマンドサイドプラットフォーム、デスクトップ・モバイルネットワーク、イールド最適化、リッチメディアベンダーなど。そして、広告代理店と広告キャンペーンを展開する際、データ・アグリゲーター、データマネジメントプラットフォーム、データ・サプライヤー、アナラティクスを使ったり、不正広告やターゲティング強化、そして、アトリビューション解析のためにに、メジャメント、ベリフィケーションサービスに予算を割く。これらの要素、ブランド広告キャンペーンのトランザクションコストを高くしているのだ。

アドテク・カオスマップ

コンテンツ・パブリッシャーも、配信される広告に対して、様々な中間コストを支払わなければならない状況に陥っている。パブリッシャーは、広告の配信料や、キャンペーンセットアップ・ディプロイメント、モニタリング、そして、パブリッシャ側の分析ツールのオペレーションコストを支払わなければならない。また、彼らは、ブランド広告主が使うプログラマティック・アドのため、かなりの収益を断念しなければならない。

パブリッシャーは、同様に、自社サイトでマルバタイジング(詐欺広告やマルウェアなどを埋め込んだ悪意的な広告のこと)が配信された場合に、ロイヤリティの高いユーザーから直接クレームを受けることが多い。そして、そのマルバタイジング対策に関しては、配信元になっているアド・エクスチェンジ側からは、何のサポートも受けられない。これの広告エコシステムの複雑さが原因となって、多くの収益機会が失われている。

そして、この複雑さが原因で隠れたコストが存在している。ある一つの広告が、売り手と買い手の広告サーバーや、ベリフィケーション・パートナー、そしてデータマネジメントプラットフォームなど様々な中継ネットワークを通過する。パブリッシャーは、その度に収益を失っている。そして、何よりコンテンツを楽しむユーザー体験も損なわれている。

なぜなら、多くの中継ネットワークを経由するが故に、ネットワーク遅延が発生するからだ。当然、その度に、ユーザーのパケット通信とバッテリーを消耗する。そして、その広告が配信された際には、パブリッシャーにとっては、ようやくおとづれた収益機会なのだが、ユーザー側は、ユーザー体験が劣化したと考える。

つづく。

Brave Browser (ブレイブ・ブラウザ) – BATトークン – ホワイトペーパーの翻訳 #4

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