DENTのホワイトペーパー翻訳 #1

こちらは、DENTのホワイトペーパーの翻訳です。原文はこちらです。参考にしてください。

エグゼクティブ・サマリー

世界は変化している。国境はなくなっており、イーサリウムのブロックチェーンを利用したスマートコントラクトは、様々な中間業者を取り除き、いくつかの産業のそれらに関わるコストを減らしている。銀行は、取引の手法を変えつつある一方で、ブロックチェーンによって、製造業、サプライチェーン、物流の複雑さが取り除かれていきつつある。このホワイトペーパーは、我々が開発しているDENT Exchangeについてまとめたものである。DENT Exchangeは、モバイルデータパッケージを売ったり、買ったり、寄付するためのマーケットプレイスである。

モバイルデータは、自由化されるべき次世代のコモディティである

モバイルデータアクセスは、人類にとって、お湯や電気と同じぐらい基本的なニーズの一つに成長しつつある。しかしながら、2016年のGSMAのレポートによれば、世界人口のまだ半数以下しかモバイルデータ通信を利用していない。利用者統計を見ると、その利用携帯は、地理的にかなり偏りがある、つまり、この可能性がアンロックされる可能性がある。

通信ネットワークの可用性やスマホの購入単価のハードルを除いて、1GBあたりのコストは、1USドルから10USドルもの価格の開きがあるのだ。更に、モバイルオペレーターの提供するデータ通信パックは、一定期間ユーザーが使用しない場合、有効期限が切れて使われなくなるため、ユーザーから見れば、実質的に割高な利用料を払っていることになる。この顧客のロックインの結果として、1GBあたりの価格は、何百ドル、何千ドルというレベルで割高なものになっている。この結果、モバイルオペレーターには何千億という利益がもたらされている一方で、モバイルデータ通信のポテンシャルがアンロックされる可能性を阻害している。

我々は、ユーザーこそが、そのモバイルデータと帯域幅のオーナーシップを持つべきだと考えている。彼らは、世界を舞台に自由に未使用のユーザーデータを売ったり、寄付できる。

DENTが実現するのは、モバイルオペレーター事業の3つの破壊的なメガトレンドである。

1. モバイルデータ通信の自由化

DENTは、世界中のユーザー同士が、自由に自分のモバイルデータ通信を買ったり、売ったり、そして寄付したりできる”データシェアリングエコノミー”を目指している。DENT Exchangeは、モバイルデータ通信の水平はマーケットプレイスとして機能する。DENTトークンは、通信会社とユーザーコミュニティ間の世界共有通貨になることを目指している。

2.国際ローミングの破壊

DENTは、通信会社間のルーティング機能である国際ローミングのコスト構造を破壊する。例えば、ローカルデータがブレイクアウトすると共に、海外の通信会社は、ユーザーが、その国の通信会社にルーティングさせず、直接インターネットトラフィックにアクセスことを停止する。

3.モバイルデータ購入の促進

DENTは、消費者やIoTデバイスが購入するデータパッケージの購入モデルを自動化することを目指している。ユーザーは、常に彼が居住ないしは滞在する地域にあるモバイルオペレーターの中から、モバイルデータ通信の買い過ぎや買い不足のようなことを心配することなしに、ベストな価格体系をものを選択可能にする。そして、モバイルオペーレーターは、DENTプラットフォームに簡単に参加することができ、自社で同様のプラットフォームを構築することなしに、そこにいるグローバルなカスタマーベースにアクセスすることができる。

DENTは、モバイルデータ市場を開かれた市場にすることを目指す

DENTは、モバイルデータ通信のグローバルエクスチェンジを目指す。そして、最終的には、他の商品が今グローバルで自由に売買・取引されているように売ったり、買ったり、寄付できる世界にする。そして、DENTは、モバイルデータ通信の価格体系の透明性を引き上げ、今日のモバイル広告市場がそうであるように、購入効率性を引き上げるため、自動的なビッティングモデルにすることを考えている。

DENTトークンは、モバイルデータ通信のExchangeのためのグローバルカレンシーである。eSIMSが登場したことで、一つのスマートフォンで、複数のモバイルオペーレーターのデータ通信を自由に取引することが可能になる。

モバイルデータ通信の自由化 -月額5,000億円の全く使われいないモバイルデータ通信を使用状態に持っていくことを目指す

CISCO社の最近調査によれば、世界のモバイルデータ通信料は、2016年12月時点で、昨年同月比で、63%増の7.2億GBとなっており、DENTは、そのうちの 月額5,000億円の全く使われいないモバイルデータ通信を使用状態に持っていくことを目指している。この試算の背景は、Parks Associates社の調査によれば、世界のモバイルオペレーターの収益は、2015年で、約40兆円($3860億ドル)となっており、月額に直すと、約3兆3千億円の規模になる。このうち、その15%が未使用の状態のまま有効期限が切れていると仮定し、5000億円/月ということである。

参考資料

-CISCO study about data traffic: http://bit.ly/1W26UQo
-Parks Associates Study of Mobile Data Revenue 2015-2010: http://bit.ly/2sGwaar

素人的な観点から見たガソリン市場との比較

ガソリン市場は、少数の会社によってコントロールされているが、重要なことは、例えば、あなたが100リットルのガソリンを購入しようとした場合、あなたはそのガソリンを好きなだけ使えるし、また誰かにあげることもできる。しかし、モバイルデータ通信の世界はこのようになっていない。だから、自分の使っていないモバイルデータ通信を他の誰かにあげることができない。未使用分の翌月への持ち越しは、特定の自分のアカウント内でしか実行できない。であるから、有効期限が切れた利用分は、もはや誰も使うことができない。

つづく。

DENTのホワイトペーパー翻訳 #2

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