DENTのホワイトペーパー翻訳 #4

5. モバイルデータ通信の取引所における世界共通通貨を目指す – DENTトークン

モバイルデータ通信の取引に使われるDENTトークンが、このプラットフォームを核である。DENTトークンはイサーリウムの上で稼働している。売買されるデータパッケージの権利移転は、イーサリウムのスマートコントラクトを使って実現される。つまり、DENTを利用したデータパッケージの売買は、ブロックチェーンを使って行われるのである。その前段階のクラウドセールスで販売されるDENTは、エクスチェンジがスタートする前段階でより安い値段で販売される。

このDENTエクスチェンジが、モバイルデータ通信の売買のデファクトスタンダートになることで、世界のモバイルデータ通信の価格自体を決めていく重要なツールになっていくと考えている。つまり、通信会社、ユーザー、その他の市場参加者と共にこの価格が決められていく。結果的に、これは競争を増加させ、新しいデータパッケージが取引所に提供され、そして、DENTトークンとDENT Exchangeを通じて、モバイルデータ通信の価格が決まっていくと言うことである。

6.”Gigabytes for Africa” DENTを新興国市場へ

DENTは、使われていないモバイルデータをそれを必要とする人に寄付することを考えている。DENTは、新興国の人々がモバイル環境を使えるようにする手伝いをしたいと考えている。この寄付スキームは、ユーザーが直接行うこともできるようにする。この実現のために、我々は、新興国地域にサービスを提供できるモバイルオペーレーターと戦略的なパートナーシップを締結することを考えている。

国連が提唱しているSDGsの宣言内容の中には、回復力が高いインフラの構築や、持続性の高い工業化とイノベーションの促進がうたわれており、その中に、モバイルデータ通信についても言及されている。

“インフラと経済の発展は、情報と通信テクノロジーに依存するところが大である。携帯電話のサービスは急速に世界中に広まっており、世界中の人々が情報社会にアクセスすることを可能にしている。2015年時点で、モバイルデータ通信が整備された市場において、69%の人口が利用できている一方で、新興国では、全体の29%の人口しか利用できていない。

7. DENTトークンのクラウドセールスの詳細について

・ETHに基づくトークンセールスでの販売数の見積もり:152,000ETH

・個数1000億のDENTトークンを生成し、そのうち70%をトークンセールで販売する予定である。

・ETHとの交換レート: 1ETH = 400,000DENT

・トークンタイプ: アプリ上でモバイルデータパッケージの売買をするための トークン

・発行予定のうち30%は、会社側がもち、事業開発やユーザーインセンティブ、社員へのサラリーやボーナス、そして通信会社の買収に使う。

・また、会社は、発行予定量の1%に相当する10億トークンについては、国連のSDGsプログラムに乗っ取り、新興国に提供する予定である。

・ボーナステーブル:クラウドセールスに当たってのDENT枠

  • Tier1: 45000ETHまでは10%のボーナス
  • Tier2: 45,000ETHから90,000ETHまで:5%のボーナス
  • Tier 3: 90,000ETH以上はNoボーナス

・トークンが今後追加される予定はなし。

・創業者は、トークンを一切受け取らない。

DENTトークンの価値の上昇と下落に繋がる要因について

DENTトークンが供給制限モデルになるため、より多くのユーザーとモバイルオペーレーターが参加するほど、彼らのデータパッケージの通信料金が法定通貨で決められているため、価格の上昇を期待することができる。

DENTトークンの価値が、市場のモバイルデータ通信パックの価格体系より割高な価格になっている場合は下がるだろうし、その価格においては、余分なデータを持っているユーザーはデータを売って儲けようとするだろう。

DATAは、モバイルデータ通信の売買に利用されるため、DENTの価格上昇は、DENTで取引されるモバイルデータ通信量に比例するだろう。一般的に、DENTの価値は、DENTエクスチェンジにおけるモバイルデータパッケージの市場価値に反応することになるだろう。

リスク面:仮想通貨に対する不測の規制対応や、モバイルオペレーターの参加が遅いケース

仮想通貨の市場自体がまだ若く、孵化期に相当するため、マスマーケット市場に普及していくにはいくつかの課題をクリアしていく必要がある。当然、規制面での不測事態は常に起こりうる。また、我々はイーサリウム上にプラットフォームを構築しているので、もしイーサリウムがダメになるようなことがあれば、別のブロックチェーン技術に乗り換えることになる。

また、既存のモバイルオペーレーター市場を破壊しに行っていることもあるため、供給側のサービスを抑えていく上で予想以上に時間がかかる可能性もある。

つづく。

DENTのホワイトペーパー翻訳 #5

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