DENTのホワイトペーパー翻訳 #5

 

9. DENTに関わる通信産業の重要な要点

9.1. 通信産業のキードライバーとトレンド – DENTにとっての”パーフェクトストーム”

9.1.1 透明性に対する要求の高まりとビジネスのグローバル化

しかしながら、現時点で、真にグローバルな通信サービス会社は存在していない。代わりに、その上で、OTT(0ver the top)のグローバルシングルプラットフォームが動いている。通信会社は、今までのところ、ローカル市場のローカルプラットフォームになることに終始している。そして、Google, Amazon, Facebook, WeChat, そして WhatsAppなどOTTのグローバルプレイヤーにローカルプラットフォームもリプレイスされて行っている。例えば、グローバルローミングや、いくつかのクラウドやSaaSベースのホワイトレーベル通信会社であった理、GoogleがJibe Mobileを買収し、GSMAと組んで、RCSスタンダードの普及をしている。Jibe Mobileは、Google Androidのコンテンツ送信規格のコアになっている。

我々が提供する解決策:DENTは、消費者にとって、未だ実現されていないグローバルな通信プラットフォームを作り上げることにある。今までは、消費者、基本、自分が住んでいる地域のローカルオペレーターに縛られていた。DENTによって、消費者は、自分たちのデータ利用コストについて完全なる透明性を手に入れることができ、先に述べた車の乗るためのガソリンのようにグローバルなモバイルデータにアクセスすることができる。DENTは、同様に、オペレーターエコシステムにとっても、重要なグローバルプラットフォームになる。なぜなら、DENTプラットフォームは、もちろん単一のオペレーターが単一のマーケットに適用するために使うこともできるようにデザインされているが、同時にオペーレーター間や地域間をまたいで活用することもできる。これは、過去の通信会社の事業モデルとは全くことなり、圧倒的にコスト効率の高いプラットフォームアプローチなのである。また、DENTは、また、パートナーシップに対してはオープンである。

9.1.2 スマートフォンの普及と顧客のデジタルサービスに対するリテラシーについて

ユーザーはどんどんスマートフォン中心に生活を送っており、買い物などに置いてもローカルのPOS環境ではなくスマホ同士のQRコード決済が普及している。また、カスタマーサポートもAIを使ったチャットボット化している。

我々が提供する解決策:DENTは、ユーザーに、POSやコールセンターに問い合わせる必要のない完全なデジタル体験を提供します。我々のスマートフォンアプリを通じて、通信データパックの売買や寄付が自由にできるようになり、そして、オペレーター側が合意すれば、彼らのアプリ内で、顧客のそれらの売買を通じた実際のデータ利用についても確認できるようになる。

9.1.3. 通信会社におけるトップとボトムラインのプレッシャー

通信会社は、収益モデルの維持が難しくなってきている。ユーザーのデータ利用は増加する一方で、通話やSMSの利用はどんどん減少する一方、ユーザーは、通信会社のサービスを電気や水と同じようなレベルと捉えている。色々と差別化を試みているが、主だった成果は上がっていない。

既存の物理的な通信インフラを維持することは大変コストがかかるため、通信業界では統廃合が進む傾向にある。典型例は、インド市場である。Reliance Jio社が主導した4Gの導入時に、市場No.1のBharti Airtel は、いくつかの中小業者を買収し、また、#2のVodafoneは、今、#3のIdea Cellularを買収中で、#6のRComと#7のAircelは、最近、合併が承認された。

DENTが提供する解決策:DENTは、通信会社が消費者とより距離を近い関係を築くことができるシステムを提供する。DENTは、オペレーターに、コスト効果を意識した販売チャネルを用意し、ユーザーに、新しいプライシングスキームの実験をできるようにする。このシステムはブロックチェーンベースで構築され、全ての市場参加者に使えるようにする。

9.1.4 DENTは何を破壊するか。

歴史が証明しているように、未利用の利益というのは必ず破壊される宿命にある。現在の通信会社におけるARPUは、地域間で最大20倍以上もの開きがある。インフラの構築と維持に必要なコストはだいたい同じであるにも関わらずである。T-Mobile USとReliance Jioは、収益性の高いビジネスモデルを構築しながらも、US市場とインド市場でそれぞれ市場破壊を行なっているのは良い例である。しかしながら、近視眼的な価格破壊モデルは持続性が低い。なぜなら、通信会社は次世代通信インフラの投資も含めた事業を継続するためのCAPEXを維持する必要がある。

我々が提供する解決策:DENTは、通信会社を破壊される側ではなく、共に破壊するパートナーになる。この完全に透明性と高く、公平なシステムを共に築き上げるパートナーということである。グローバルなデータ利用については、MVNOのインフラは確立されている。たとえば、Cubic社(www.cubictelecom.com)はAudiやHPにIOTソリューションを提供している。DENTは、既存のMVNOともパートナーを組むし、必要によっては自らMVNOをやることも考えている。

9.1.5 消費者にとってのデータシェアリングエコノミーを実現するために望ましい規制について

EU市場における通信規制は、より国家間を跨いだものになってきている。特に注目すべきは、2017年6月15日に施行された、”家にいるようにローミングできる環境を整える”ための規制である。- https://ec.europa.eu/digital-single-market/en/roaming

この規制によって、EU市民は、EU圏内のあらゆるモバイルオペレーターから自由に通信パックを購入することができる。これによって、どのユーザーが、どのオペーレーターのデータ利用にどの程度の未使用分があるかや、誰にデータ共有をしたかなどがすベて可視化もされる。しかしながら、すべてのこれらのソリューションは、特定のユーザーグループや、特定地位行き、もしくは特定のデータプランの場合に制限されている状態なのである。

DENTが提供する解決策:DENTは、すでに一部のモバイルデータオペレーターが実施しているデータシェアリングや転送、またプーリングサービスなどを活かして、更に高い透明性と公平性の元グローバルに展開する。DENTと共にこれは実現し、そして全ての顧客にとって可能になるだろう。DENTは、全てのデータ通信パッケージに互換性を与えるのである。

9.1.6 新たな技術、eSIM、5G、そしてIoT

物理的なSIMカードに備わっているeSIMのモデルは、既存のデバイスに付随させるタイプのセキュアチップに取って代わるだろう。これによって、ユーザーは、実際にキャリアの窓口やオンラインサイトでSIMの乗り換えをせずとも、別のオペレーターに乗り換えることができる。しかし、eSIMは登場したものの、実際にユーザーフレンドリーにこの仕組みが提供はされていない。

5Gが登場することで、モバイルオペレーターにとって新たなユースケースが普及するだろう。帯域幅が大きくなることで、例えば、エッジ・コンピューティングや、ネットワーク昨日の可視化、またはネットワークのスライシングなどである。

Vodafoneが開始した産業用IoTや、また個人向けIoTは次なる成長エンジンになるであろう。SIMベースではないIoTデバイスに比べて、SIMベースのIoTデバイスは、より優れたIoTネットワークの構築と運用を可能にする。

DENTが提供する解決策:DENTは、新たなテクノロジーを上手に活用し、ユースケースを拡張させる

DENTのマーケットプレイスは、eSIMの普及と完全に補完関係にある。この利用には、モバイルターミナルとOEM業者と通信会社のサポートが必要である。

DENTワイヤレスは、もっともコスト効率がよく、ユーザーフレンドリーなアーキテクチャーとテクノロジーを提供する。現在の国際ローミングにおいては、ローミングを利用している顧客のデータトラフィックは、彼が契約している自国のオペレーターに送られ、インターネットの通信網からは削除される。なぜこうなるかというと、請求するためにデータトラフィックを管理する必要があるからなのだが、その結果、多くの顧客は、高い海外ローミング料金を払うことになっている。

しかしながら、長らく議論されてきた、そして、先のEUの規制フレームワークの骨子ともなっている代替的なアーキテクチャである”Local Break-out” = LBOのモデルにおいては、よりユーザーにとって望ましい環境を提供できる。なぜなら、LBOモデルでは、ローミングネットワークから顧客のトラフィックを直接インターネットから削除するため、規程のレイテンシーに沿う形で、高い国際間のデータ転送の使用を避ける形をとることができる。これこそ5Gの精神と合致するものであり、そのサービスをホストするオペーレーターは、より柔軟性が高く、好ましいレートで質の高いサービスを顧客に提供できるようになる。

DENTプラットフォームは、完全に自動化され、かつグローバルにスケーラブルである。またIoTのユースケースにも適用可能であり、この維持管理のコストはゼロである。相互接続されたIoTデバイスは自動的にDENTプラットフォームを通じて、コストも含めたデータ利用枠の確認がとれるようになる。

つづく。

DENTのホワイトペーパー翻訳 #6

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