DENTのホワイトペーパー翻訳 #6

9.2 なぜ、モバイルローミングの市場は破壊される宿命にあるのか?DENTの役割

・ローミングをする顧客の利用料金が、基本高く、ときに異常に高い。その原因は、インターコネクトコスト、データキャリア手数料、契約先オペレーター(ホームオペレーター)とその他のオペレーターとの取引手数料など。

・全体のコストを下げるための方策は、ホームオペレーターにルーティングバックするよりかはインターネットに直接トラフィックを送ることを止めることであり、同様にマージンを削り、むしろ、データキャッシングの利用を含めた優れたデータトラフィックマネジメントを行うことである。

・LBOに基づくデータトラフィックは、まだ今日現在実装されていない。その理由は複数ある。

  • ローカル市場での販売コストVS国際間小売価格。
  • 既存の各モバイルオペーレーター間のローミングに関する合意が、非常に複雑になっている。
  • ローカルのオペーレーターに対して、それを利用したいユーザーが請求するシステムがない
  • 全体のトラフィックの最適化に改善の余地がある。例えば、ローカルコンテンツのキャッシングなど。
  • 海外から入ってくるローミングユーザーに対して、なぜか、ローカルオペーレーターがマーケティングする機会が避けられてきた
  • LBOを実行する際に、GSMAの音声とSMSサービスに顧客がアクセスすることができない。
  • 1回目のネットワーク接続の際に、LBOのために顧客は手動でオペーレーターを選ばなくてはならない。ただ、ホームオペーレーターがあらかじめてどのネットワークに接続するかをすでに決めている場合にはこの手間はかからない。

・DENTは、これらの問題を克服するプラットフォームを提供する。

  • データ利用の料金体系は、DENTのマーケットプレイスを通じてローカルレベルまで落とす。
  • 複雑なローミング用のアグリーメントは一切不要にする。
  • 請求に関する合意はすでにDENTユーザーとDENTプラットフォーム間で合意されている。だから、全てのモバイルオペーレーターは、参加次第、すぐにこれを使うことができる。
  • DENTコミュニティのすべての顧客は、全てDENTモバイルアップを持っている。だから、モバイルオペーレーターは古いSMSのスタイルで顧客とやりとりする必要はない。
  • IPサービスと共に、WhatsAppやSkype、もしくはDENTが自前で提供する音声通話サービスも提供可能であり、加えて、DENTは、ルーティングスイッチサービスも顧客が常に使えるようにする。
  • DENTモバイルアプリは、LBOを使って、ユーザーにとって最適なローカルモバイルオペーレーターへのアクセスを可能にする。
  • これ以外にも、自前のMVNOや、その他の革新的なサービスプロバイダーと提携することによって、ローミング市場を改革していく上での様々な機会が得られるだろう。

 

9.3 モバイルオペレーターにとってのベネフィットについてのまとめ:拡大する市場においてコスト低く収益を増大させるチャンスについて

・DENTのグローバルなユーザーベースに対して簡単に収益機会を作り出すことができる

・ユーザー間の取引を通じて手数料をえることができる。

・DENTエクスチェンジに新しいパッケージを導入するだけで、新しいデータパッケージの販売が簡単に開始できる。

・オペーレーターとの間には全く特別なアグリーメントは不要。ただ、DENT エクスチェンジにつなぐだけ。

・コストの効率性を配慮すると、一つの中央プラットフォームがあり、そこにミドルウェアやAPIがつながっている方がユーザーにとっては、使いやすく、過剰に人でもかからない。

・シーズンに応じた変動価格モデルなど、新しいプライシングモデルをテストすることができる。

・IoTデバイスと接続したM2Mのモバイルデータパックの交換。例:車に搭載されているGPSトラッキングがDENTエクスチェンジを利用してインターネットへの接続状況を維持するなど。

つづく。

DENTのホワイトペーパー翻訳 #7

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