Chain X Fund ポートフォリオ・アップデート – BTC,BNB,ATOM,BAT,DENT – 2019.08.13

さて、僕のファンドのポートフォリオアップデートです。このブログではテクニカル分析よりファンダメンタル分析を中心にアップデートします。投資判断の参考にしてください。テクニカル分析は、Twitterの方でたまに呟いています。

ポートフォリオの銘柄配分

今の僕の銘柄配分は下記の具合になっています。基本、BTCとBNBを①低リスク銘柄と定義し、ATOM、BAT、DENTを②高リスクアセットとして定義しています。全体として、①に60から70%程度アロケーションし、②に30から40%アロケーションする方針で運用しています。②の銘柄も成長してくると、①のカテゴリに組み入れていく考えです。

今回のアップデートでは、主に、BAT、DENT、BTCについてしたいと思います。

BATのアップデート

Brave Browserのアクティブユーザー数

まず、2018年初旬にリリースして、その時点での月間アクティブユーザー数が100万。一年後の2019年初旬に550万に到達し、2019年7月に700万に到達しています。2018年のAverage Monthly Growth Rateでは前月比46%であり、2019年の半年経過してのAverage Monhtly Growth Rateは前月比21%です。少し鈍化していますね。テコ入れが必要です。しかし、世界のウェブブラウザ市場は38億人で、毎年、インターネットユーザーが増えているので、ポテンシャルは巨大です。また、モバイルユーザーのシェアは80%で、デスクトップユーザーのシェアは20%です。なので、広告配信モデルもモバイルフォーカスが重要になってきます。

Verified Publishersの数

一方、広告在庫に相当する認証済みパブリッシャーの数は、2018年初旬で、4,000であったのが、2019年初頭で28,000超え。Average Monthly Growth Rateでは前月比58%。2019に入って現時点のVerified Publisherの数が29,307ですから、Average Monthly Growth Rateでは前月比17%。こちらも鈍化してますが、しかし、注意点が必要で、僕もアドテク業界の経験がありますからわかるのですが、パブリッシャーの数はユーザーのように膨大にはないので、ここの数はそんなに心配するレベルではないです。世界のOnline Publisherの数のデータが見つかったら共有します。

また、Braveのブラウザダウンロードやパブリッシャー登録はこちらから可能です。

その他のビジネスアップデート

アクティブユーザー数で月間300万をもつトークンエコノミー 版Twitchと言えるSLIVER.tv / Theta Network と提携し、ユーザーの相互共有キャンペーンの開始しました。お互いにユーザーを送客し合うキャンペーンですね。

確かにこのようなPublisherとのアライアンスは、Brabe Browserのユーザー数を伸ばす上で効果的な上、B2Bで大型パブリッシャーを開拓し、その広告在庫とユーザーベースを獲得できるという事業開発戦略になるわけですが、一石二鳥でとても効果的だと思います。

参考までにここまでの数値を元に、現在、300億円程度のBATの時価総額から、Braveの「本質的価値との解離」を考察します。例えば、北米最大の仮想通貨取引所のCoinbaseは、全て株式による資金調達で、2019年初頭の時価総額が9,000億円と報道されています。アクティブユーザー数は、3,000万程度です。Braveは、まだ広告事業の立ち上げ期にあるため、収益源となる手数料事業が立ち上がっていません。ユーザーベースで言えば、1/4以下です。この数値だけを頼りに単純計算すれば、2,000億円程度の時価総額になるわけですが、まだ広告事業が立ち上がってきていないので多少ディスカウントが必要。それでも、シリコンバレーのテックスタートアップで、この数値成績であれば、500-800億円の時価総額は十分狙えると思います。なので、僕の評価としては、彼らの「本質的価値との解離」は「割安」と評価しています。

僕がBATに投資する理由はこちらにまとめているので、参考にしてください。

なぜ、僕がBrave BrowserのBATトークンに投資するか? #1

参考URL:

  • https://brave.com/2018-highlights/
  • https://batgrowth.com/publishers
  • https://medium.com/theta-network/sliver-tv-theta-network-announces-advertising-partnership-with-brave-browser-9482030c8f40
  • https://cointelegraph.com/news/coinbase-added-8-million-new-users-in-the-past-year

DENTのアップデート

アクティブユーザー数など

現在、 DENTアプリのユーザー数は1,830万、参加しているモバイルオペレーター数が165、そして、運営している国の数は65カ国になります。少しデータが古いですが2019年1月で、ユーザー数が1,000万を突破し、このときのDaily Active Userは132,000人程度であり、1日の新規ユーザー獲得数が、約27,000人。単純計算でいけば、毎月81万の新規ユーザーが入ってきており、日別で見ると既存ユーザーの割合が約80%になりますから、月次のアクティブユーザー数は、1月時点で320万程度、ユーザー数の約30%強がアクティユーザーになっていることがわかります。となると、現在のユーザー数が1,830万ですから、約30%の550万がMonthly Active Userになるわけです。この数字をベースにすると、Average Monthly Growth  Rateは、毎月29%になります。かなりいいペースで成長していると言えます。

その他のアップデート

DENT Exchangeに行くと面白い数値をみることができます。

まず、以下はDENTユーザーの利用ランキングです。わかる通り、東南アジアとアフリカが多いですね。アフリカが多い理由の一つは、彼が展開しているGygaByte for Africaで寄付したパックの利用だと思います。東南アジアの利用率が高いのは、彼らの事業戦略通りなのでよいことです。

そして、もう一つが、人気のデータパックの一覧です。

これをみてみて面白いなと思ったのは、付加価値の高いサービスのモバイルキャリアの価値とかは、ユーザーが流れていくわけですから価格が上がったりするわけですよね。今のモバイルキャリアの世界はそういうダイナミズムがないので、この世界が生まれくると結構面白いことになるなと見ています。

日本にはまだ対応しているモバイルキュリアも格安SIMもないので、DENT Exchange自体が使えないのが残念です。

DENTの場合は、売買に応じて、手数料収入が得られます。その点を踏まえて、今の時価総額が、40億円です。シリコンバレーのテックスタートアップでいうと、SeedとSeriesAの間ぐらいの時価総額です。Braveと比較しても、全く遜色のない実績を出している点からみて、僕の評価としては、彼らの「本質的価値との解離」は「割安」と評価しています。

また、DENTのiphoneやAndroidの公式アプリはこちらからダウンロードできます。すごくシンプルなアプリなので、ぜひ、使ってみてください。会員登録するだけで、500DENTもらうことができます。

僕がDENTに投資する理由はこちらにまとめているので、参考にしてください。

僕がDENTになぜ投資するか? #1

 

参考URL:

  • https://www.dentwireless.com/
  • https://dent.exchange/
  • https://twitter.com/dentcoin/status/1088734801778147328
  • https://twitter.com/dentcoin/status/1090892655339425792

 

BTCのアップデート

以下は、BinanceのBTC/USDTのチャートです。

現在の相場展開は、まずターゲットとなる$13,147であり、その次が前回高音の$13,970、そして、その後が、2018年初頭につけた$17,176とかなり上になりますのでここを突破するには相応のエネルギーが必要です。地合い的にどうかと思って、いくつかの材料として見ている一つが、ディフィルカルティリボンです。

URL: http://charts.woobull.com/bitcoin-difficulty-ribbon/

このリボンがネガティブクロスするときは上昇トレンドの直前に相当します。底を打った状態ということですね。それがちょうど7月ごろに発生しているのですね。とくに2020年にビットコインの報酬半減期が控えていますから、マイナーからのビットコインの市場供給が減るので、地合いは強くなりつつありと見ています。

ディフィカルティ・リボンについてはこちらにまとめています。

ビットコインのマイニング難易度に基づく最適な買い場を教えてくれる「ディフィカルティ・リボン」について

もう一つは、OTC取引でプレミアムが付いているかどうかです。

OTC取引は、BinanceやCoinbaseなどの取引所を直接経由せずに取引を行うため、彼の需給関係が直接、市場価格に反映されることはありません。しかし、彼らは、多くの場合、市場価格に対して、プレミアムもしくはディスカウントをつけて取引します。例えば、OTC市場が買い手需要が強い場合は、プレミアムがつくことが多く、逆に売り手の方が強い場合は、ディスカウントがつくことが多いです。OTCの売り手に回るプレイヤーは、今の段階ではマイナーが多く、買い手に回るプレイヤーは、超富豪や機関投資家などです。プレミアムは高いときには5%近くつくこともあります。

それを踏まえると、今の地合いは、Twitterでフォローし合っているDEGさんが見つけてくれたのですが、今の価格で、だいたい1%から2%のディスカウントが付いている状態なので、売り手の方が多い状態なのですね。

 

ですから、強力な上昇パワーはまだ生まれてきていない状態ながらも、底堅い展開という具合です。

OTC取引についてはこちらです。

非中央集権的でかつ匿名性を維持しやすいOTC取引とは?

最後に、僕のポートフォリオ戦略の考え方はこちらにまとめています。

僕の仮想通貨(暗号資産・トークン)投資のポートフォリオ戦略の基本的な考え方についてまとめ #1

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

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