アルトコイン投資戦略のポイントについてのまとめ #1

僕の現時点でのアルトコイン投資戦略についての考えをまとめておきますので、みなさんの投資判断に役立てください。

2,000以上存在している仮想通貨プロジェクトの中から、未来のGoogleをどのように発掘するか?

まず、ここからですね。アルトコイン分析の難易度をあげている背景の一つは、グローバルスタートアップ投資の世界なので、現時点でも、CoinMarketCapに登録されている銘柄数は、2,000以上あります。この中から、将来の仮想通貨・ブロックチェーン業界の「Google」に育つようなベンチャーを発掘するわけです。

ICOは、基本的に狙わない

まず、アルトコイン投資はグローバルスタートアップ投資の世界です。その点も踏まえてですが、僕は、今、ICO投資は一切やっていないです。将来的にはやる考えですが今は準備段階なので手は出さないですね。つまるところ、チームとアイデアしかないプロジェクトには一切に投資していないということです。なぜか?答えはシンプルで、リスクが高いからですね。では、どのステージを狙うか?

Series AからBの間のスタートアップをターゲットにする

このブログでよく使っているこの図をベースに説明します。

スタートアップの成長と資金調達ラウンドの基本図

ICOをやるスタートアップのステージは、上の図でいうところの「Seed」段階です。チームとアイデアしかなく、本当にそのアイデアを製品として出せるかどうかも分からない。僕は起業家ですから、実際にそのチームに会ってデューデリできるのであればICOの投資検討しますが、グローバルスタートアップ投資の世界で、それをやり続けるのは一人では実行がほぼ不可能ですね。さらに言えば、本気で一人やるなら、シリコンバレーに住みます。犬も歩けば棒に当たると言うやつで、圧倒的に優秀なテックスタートアップに会える確率が高いからです。

次のSeriesAのステージは、実際に製品が市場に投入されている状態であり、ホワイトペーパーに書いたターゲット市場の中で、更に絞り込んだ市場参入戦略で事業展開を開始している状態です。つまり、実績値が上がってきます。シリコンバレーのトップクラスのテックスタートアップのSeriesA段階の時価総額は、大体50億から100億です。ICOの金額は大半10億から30億になることが多いのですが、SeriesAの調達金額とほぼ同じサイズです。その点からも、本来はICOはSeriesA以降で使うのが色々な意味で効果的だと思うのですが、まあ、その判断は起業家次第です。

次のSeriesBの次回総額は300億ぐらいから急成長しているスターアップではこのタイミングでユニコーンつまり、1000億円の大台に乗ることもあります。僕は、このSeriesAからBの間の銘柄をターゲットします。これ以降の時価総額になっている銘柄は、ほとんど投資しないです。単純にリターンが小さいからです。SeriesB以降の時価総額になっている銘柄で投資しているものはいくつかありますが、よほど付加的なメリットがある、ないしはビットコインのように不動の地位を確立していることで競合に脅かされるリスクがほぼゼロに近い銘柄です。なので、アルトコインというカテゴリとしては、アーリーステージのスタートアップを中心に投資するということです。

そして、SerieAからBの段階の銘柄に投資する理由は以下3点です。

実際に動くプロダクトを自分で使って、彼らのプロダクトアウトにセンスや、性能や機能などを全て自らの手で検証できる

これがまず重要です。Steemitなどが良い例ですが、ホワイトペーパーに書いている内容をプロダクトに落とす時のセンスは非常に重要です。UXやUIのチェックだけでなく、システムの動作不具合なども全てみることができるので、何千万、何億という人が使っても落ちないシステムやプロダクトを作れきれるチームかどうかを実際に触りながら確認します。

数字が上がってくるのでグロースレートが手に取るようにわかる。言い換えれば、チームの実行能力が評価できる

6ヶ月でどれぐらい数字が伸びているのか、1年間でどれぐらい数字が伸びているのか?ですね。その数字の伸びのスピードが強烈なほど、実行力が高いチームがいる証拠になります。この辺りはそもそも製品が出ないと上がって来ないので、SeriesA以降になります。更に、この数字自体が、実は、バイナンスなどの仮想通貨取引所で上場される銘柄としては重要です。上場企業と異なり売り上げと利益がまだしっかりしないスタートアップに投資するのですから、やはり、数字が上がっているスタートアップの方が投資しやすいのは一目瞭然です。数字が成長の最大のバロメーターですからね。僕が以外の人でも勧めやすいはずです。僕は一つ目にあげたプロダクト評価のように定性的な面をからり綿密に評価しますが、これは「0から1」を作った経験のある起業家でないとなかなかできないことですから、他の人に持ってもこの数字が上がっていることは投資判断しやすいと思います。

上記の2点が整っているので自分としても宣伝しやすい

以上2点を踏まえて、3つ目として言えることが、僕自体がその銘柄を宣伝しやすいことですね。スタートアップの投資と言うのは、投資先の銘柄を応援するのが当たり前です。特にブロックチェーンスタートアップの場合は、皆アフィリエイトプログラムを提供していることが多いので、マーケティングのお手伝いをして報酬を得ることは普通です。ならば、その宣伝材料になる情報が一定以上あることが望ましいわけです。

その点から、プロダクトアウトできており、かつ、最低6ヶ月ぐらいの稼働実績があるベンチャーは僕らとしても宣伝しやすいわけですね。

この話を踏まえた上で、僕が、特定のあるアルトコインに投資するかしないかの判断材料にしている6点について話をしたいと思います。

つづく。

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