僕のIOTAのトークンMIOTAについての投資評価まとめ

僕のIOTAのトークン、MIOTAは投資していないのですが、その評価についてまとめましたので参考にしてください。

IOTAとは?

一言で言えば、IoTにフォーカスしたペイメントネットワークといえます。ターゲット市場はずらしているものの、ソフトウェアとしては、XLMやXRPに近いです。ただターゲットしているユースケースを想定すると、BaaSと同じようにスマートコントラクトの実装が必要になります。なので、僕は、特定市場にフォーカスしたBaaSとしてカテゴライズしています。

From Wikipedia – IOTA(アイオータ)は、2016年6月よりIOTA財団を主導にオープンソースプロトコルに基づいて開発が行われているP2P型決済及びデータ共有網、暗号通貨である。ビットコインなど他のブロックチェーン型暗号通貨とは違い、タングル(英: Tangle)と呼ばれる有向非巡回グラフ(英: Directed acyclic graph, DAG)を利用[1]して非許可型分散型台帳を実装している[2]。タングル上で行われる価値交換は暗号通貨であるIOTAトークンを介して行われ、決済記録を含むタングル上でのあらゆるデータの読み書きに使われる形式及びタングルの仕組みそのものを一括りにしてIOTAプロトコルと呼ぶこともある。

SettelarやRippleと比較した場合の強みの一つは、データ構造が「ダグ」構造になるため、スケーラビリティはブロックチェーンに比べて上がります。これは、Orb DLTでも採用していた技術なのでよくわかります。また、彼らは、自分たちのコンセンサスアルゴリズムがビットコイン同じPoWを採用しながらもアルゴリズムの内容を改善しており、それによりこの業界でよく話題に上がる「量子コンピューターの登場」に伴う、サイバーセキュリティの問題を克服している点をアピールしているのですが、現在、僕が2015年のOrb1のときから推奨してきているPoSベースであれば、量子コンピュータの計算能力がネットワーク支配に対して与える影響をほとんど無価値化できるため、これはあまり強みにはなりません。

PoWとPoSの違いについて知りたい人はこちらを参照してください。

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IoT市場は、まだ立ち上がりに時間がかかるため、ブロックチェーンベンチャーの市場参入戦略としては厳しいものがある

IoT市場は、Orb時代に検討しましたが、この市場へのブロックチェーン適用は、時期尚早と判断しています。背景としては、IoT市場はまずインフラ整備の方が、目下、最優先で、そこにブロックチェーンのソフトウェアをインストールして、ネットワーク利用をMIOTAのトークンで決済しながら行うという構想は、タイミング的に早すぎると判断しています。IOTAは、ドイツに本拠をおくベンチャーなので、自動車産業などをメインターゲットにしたIoTソリューションを進めていると見ています。いわゆるインダストリアル4.0というやつです。日本も自動車産業に経済の依存度が高いので、経産省が同じコンセプトの検討をしています。このコンセプトは、僕が探求しているシンギュラリティの世界とも深く関わっているので覚えておくとよいでしょう。

From Wikipedia – インダストリー4.0(英: Industry 4.0)とは、製造業におけるオートメーション化およびデータ化・コンピュータ化を目指す昨今の技術的コンセプトに付けられた名称である。具体的には、サイバーフィジカルシステム(英語版) (CPS) 、モノのインターネット (IoT) 、クラウドコンピューティング、コグニティブコンピューティングなどが含まれる。インダストリー4.0は一般に第四次産業革命として言及される。

サイバーフィジカルシステムを導入した「スマートファクトリーの実現」がインダストリー4.0の根幹である。モジュール構造化されたスマートファクトリ内部では、サイバーフィジカルシステムが現実の工程を監視制御すると共に、実世界の仮想コピー (virtual copy) を作成して分散型決定(後述)を下していく。 生産工程や流通工程のデジタル化により、生産や流通の自動化、バーチャル化を大幅に高めることで、生産コストと流通コストを極小化し、生産性を向上させることを主眼に置いている。

生産ラインの高効率化は以前から行われていたが、生産設備が機器故障によって停止することのないよう機器の故障や異常を事前に予知して保全することで生産設備の稼働率を高める予知保全なども重要なポイントとなる。IoT技術の導入によって、機器の稼働情報や設置場所の温度、湿度といった情報などをビッグデータとして集め、パフォーマンスの低下などをAIによって検出し、修理を行うことで、以前のように平均故障間隔などから行っていた保全よりも、より的確に保全が行えるようになる。

 

スタートアップは、仕掛けるタイミングが重要です。遅すぎては、競合だらけでレッドオーシャン化しているため、すぐに死にますし、早すぎては顧客が全く使ってくれないので、実績が上がりません。まだ、競合の少ないブルーオーシャンの市場を定義し、そこに最適なタイミングで仕掛けることが重要なのです。ブルー・オーシャン戦略は、マーケッターや起業家が読むべき必読書の一つなので、リンクを貼っておきます。

IoT市場のブロックチェーンによる攻略については、僕が投資しているDENTの方が可能性があると見ています。なぜかというと、彼らの市場参入戦略は、いきなり時間のかかるIoT市場は狙っていないからですね。

DENTの場合、海外旅行者に、ローカルの携帯ユーザーが、自分のモバイルデータ通信の余剰データを売ることができるというモバイルデータエクスチェンジのサービスから市場参入しているのですが、買い手は確実に海外Wifiに比べて安く海外ローミング利用ができるし、売り手はそのまま放っておくとお金の無駄にしかならないデータをお金に変えることができる、モバイルデータのC2Cコマースとしての市場参入戦略を立てています。だから、すぐにユーザー開拓できているわけです。彼らはリリースから一年強で、すでに1800万の利用者を獲得しています。その点はこちらにまとめています。

Chain X Fund ポートフォリオ・アップデート – BTC,BNB,ATOM,BAT,DENT – 2019.08.13

しかし、ここからがポイントで、彼らが数億人規模のユーザベースを構築している場合、その流動性を武器に、IOTAが攻略しているIoT市場を取りに行くことができます。例えば、IoT端末が世界中に普及している状態で、IoTごとのモバイルパケットの利用量に余剰分がある場合、IoT端末側のソフトウェアが自動で判断し、その余剰分をDENT Exchangeで販売する。そして、それをそこに来た観光客や現地ローカルユーザーが購入するなどです。IoTのモバイルデータ売買も流動性がなければ、そもそも実現できませんから、その点で、個人ユーザーの小さいニーズを着実に拾うところから取り組んでいるDENTの市場参入戦略は、IoT市場の攻略に対しても効果的なわけです。

僕がDENTになぜ投資するか? #1

現在のIOTAの時価総額は、700億程度になるわけですが、以上のことを踏まえるとまだ、本質的価値に比べて割高との印象です。いいソフトウェアは持っているベンチャーなので、時価総額が本質的価値のレベルまで落ちて来たら、投資検討しようと考えています。

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は、自己責任になります。

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