僕のDecredのトークンDCRに関する投資評価まとめ

Decredのトークン、DCRについての投資評価をまとめましたので参考にしてください。

Decredとは?

Decredは、Bitcoinコアのフォークで作られた仮想通貨です。PoWに加えてPoSも組み込み、彼らはこのハイブリッド型のコンセンサスメカニズムをPoA(Proof of Activity)と名付けています。ソフトウェアガバナンスの分散化が進んでいる点を強みにしているようですが、中身を見ていると、DASHとほぼ同様のガバナンスモデルです。例えば、DecredのPoWで活動するマイナーは、全マイニング報酬の60%のみを受け取り、残りの30%は、PoSベースで、Decredのステイクを保有し、ソフトウェアガバナンスに関わっているバリデーターが受け取ります。そして、残り10%は、財団の報酬になり、財団のオペレーションやユーザー、開発コミュニティを育成などに利用されます。参考までに、DASHについての評価はこちらにまとめています。

僕のDash(ダッシュ)、DASHの投資評価についてまとめ

このガバナンスモデルの特徴の一つである、Politeaは、2018年10月に立ち上げられたプロジェクトでDCRのホルダーであれば誰でもソフトウェアや財団運営に参加することができます。Politeaのサイトでは、掲示板形式で実際に、改善提案や新規提案が行われ、議論が展開し、投票によって最終決定が決まります。

Politeaのサイトにいく

2019年7月現在では、ディペロッパー35人以上、コミュニティ運営が15人以上、マーケッターが4人以上、デザイナーが9人以上、Politeaを通じた活動に関わっています。それ以外に、DCRのホルダーは、自らの意思があれば自分のスキルに合わせて誰でも貢献できるようにコミュニティからのサポートを受けることができます。僕の以前のブログにもまとめていますが、今後、ブロックチェーンによってP2P化していく様々なウェブサービスは、Wikipediaからその多くのノウハウを吸収していくとみており、その点では、DecredもPoliteaを通じて、同じことを実践して行っているということです。

トークンエコノミーによるイノベーションのノウハウはウィキペディアにあり

しかし、実際に理解できるのは、ブロックチェーンに対して一定レベル以上の理解を持ったプログラマぐらいですから、COSMOSが採用しているDPoS(Delegared Proof of Stake)のモデルの方が現実的だと思いますが、組織運営の非中央集権化を進めていく上では色々と学びが得られるプロジェクトではあると思います。COSMOSについては、こちらにまとめています。

僕がなぜCOSMOS(コスモス)のATOM(アトム)トークンに投資するのか?

プロダクトとしては、BaaS的な側面も持っており、ライトニングネットワークの適用についての研究開発なども進められています。また、ウォレットアプリなども提供されています。

トークンエコノミー

トークンは、10,285,175 DCR以上は発行されない供給制限モデルです。トークンの使い道が特に特定されていないので、トークンエコノミー の価値としては、ビットコインのもつデジタルゴールドと同様の価値しか組み込まれていない状態になります。

戦略

活動を見ていると、とにかく非中央集権的なガバナンスを構築することフォーカスしている点も踏まえてですが、ある種の「地域通貨」的な側面が強いと思います。Decredのガバナンスモデルに共感できるユーザーが、個人資金をDCRに投資して、その中核にあるPoliteaガバナンスの中で自分が貢献できることを見つけていく。ある意味地域通貨的なモデルですね。

チーム

非中央集権的なガバナンスを重視しているため、タイトルを持った人材がいないのが特徴です。

Jonathan Chappelow – Technical Lead – Linkedin

デューク大でバイオケミカルとメディカルテクノロジーを専攻しており、その後は、Acurayというシリコンバレーの画像処理系のテックスタートアップでシニアリサーチサイエンティストをやっていた人物です。開発チームの中では、もっとも経験豊富なので、彼が開発リードを取っているようです。

Michael Guimarães – Community Manager – Linkedin

元々は開発者として関わっていたようですが、現在は、アメリカ大陸をベースにコミュニティマネージャーとして活動しているようです。

Dustin LeFebvre – Marketing Lead – Linkedin

シカゴ大のB-School出身のビジネス系の人材です。

事業の進捗

現在、Coinbaseが検討している新規上場銘柄の候補にDecredが残っています。他の候補は、Algorand、Cosmos、Dash、Matic、Harmony、Ontology、Wavesです。

記事はこちらです。

競合の動向

最大の競合は、ビットコインでしょう。彼らと同じセルフファンディング型(VCの資金に一切頼らない)で立ち上がっていますからね。特に、ビットコインのガバナンスに問題意識を持って発足したプロジェクトというのがポイントですが、ビットコインは、実は、ガバナンスがないことが成長の原動力になっているんですよね。PoWですから、マイナーは当然自発的ですし、サトシナカモトというリーダーがいないから、他の興味を持った人々は完全に自主的に関わり方を決めて貢献し、ここまで来ています。だからこそ、デジタルゴールドとしてのポジショニングが確立できています。その点はこちらにまとめています。

なぜ、ビットコインは「通貨」ではなく「デジタルゴールド」と呼ばれるようになったか?

ですから、アルトの場合は、ここにある程度ガバナンスを持ち込んで、成長させていくモデルを構築していくことになるのです。だからこそのアルトということですね。やはり、ペインポイントがしっかりと定義されていないと生き残るのは難しく、Decredのビットコインのガバナンスに対する問題意識というのは、ブロックチェーンを社会広く当てはめていくためのペインポイントの定義としては、不十分だと思います。

現時点でのDCRの投資評価

僕は、デジタルゴールド系のプロジェクトは、ビットコイン以外は投資しません。他は、この産業構造を元にした、レイヤーをいくつかに分けて、そのカテゴリでもっとも成長するであろうプロジェクトに投資しています。僕のポートフォリオ戦略はこちらにまとめていますので、参考にしてください。

僕の仮想通貨(暗号資産・トークン)投資のポートフォリオ戦略の基本的な考え方についてまとめ

最後に、DCRトークンは、Binanceで購入することができます。Binanceのアカウント解説方法と使い方の基本ポイントはこちらにまとめています。参考にしてください。

【初心者向け】Binance(バイナンス)の会員登録の方法まとめ
以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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