僕のKuCoin SharesのトークンKCSの投資評価についてのまとめ

KuCoin

シンガポールに拠点を構えるBinance(バイナンス)と同じ仮想通貨同士の取引にフォーカスした取引所です。2013年に創業しており、2017年9月に28億円程度のICOを実行しています。

ですから、KCS自体の振る舞いは、BNBとほとんど同じですが、特徴の一つは、KCSの保有者は、KCSを使った仮想通貨の売買によってKuCoins側が得られる手数料収入の50%を配当として受け取ることができる点です。

トークンエコノミー

先に述べたトークンエコノミー自体は強力ですが、競合であるBinanceやHuobiが、まだこのKuCoinと同じ施策を打ってこない現状を踏まえると、脅威と感じるほどの効果を挙げられていないと見ています。

戦略

Binanceの後を追って、仮想通貨同士の売買にフォーカスして行っているようですが、Binanceのスピード感に追いつけていないように思います。

チーム

Michael Gan – Co-Founder, CEO – Linkedin

中国の成都大学のコンピューターサイエンスを専攻し、その後は、テックスタートアップでフルスタックエンジニアやCTOとして、キャリアを積んできています。なので、いわゆるテクノロジーの分かる連続起業家ですね。

Larry He – Managing Director – Linkedin

直前は、中国のライドシェア最大手のDiDiのオペレーションマネージャーをやっていた人物で、その前にUberでも同じ仕事を、そしてIBMでもデータマイニングをやっていたようなので、データ分析にお基づくオペレーション最適化のプロと言えます。

曾雪 (Chloe Zeng) – Head Of Marketing – Linkedin

彼女も、DiDiとUberでグロースマーケティングをしていた人物です。Larryの同僚ですね。そういう意味で良いコンビネーションだと思います。

Eric Tang – President – Linkedin

中国のIT分野ではトップの電子科技大学でネットワーク技術を専攻しています。その後のキャリアはKukoinまで不明ですが、Kukoinでは、テクノロジー面のリードを取っているようです。

李航 (Kent Li) – Vice President – Linkedin

彼もEricと同じ電子科技大学でネットワーク技術を専攻しいて人物で、その後は、中国のIT系ベンチャーのCTOなどをやっていたようです。大学の時期も同じなのでEricの同窓生すね。

けっこう良い感じのチーム構成です。ただ、このチーム構成を踏まえると、グロースサイドはなかなか優秀な人材を獲得できているのですが、どうやらテクノロジーサイドがそのスピード感に追いつけていないのかもしれません。

事業の進捗

2018年11月に、NEO Global Capital (NGC), Matrix Partners, IDG Capitalらより約20億円の追加の資金調達をしています。

競合の動向

BinanceやHuobiなど競合の方が圧倒的に実行力が高いというところです。事業を開始しているタイミングも含めてそこまで時間差があるわけでもないので、純粋に実行力の差が出てしまっていると思います。

長期の課題

世界でもっとも仮想通貨フレンドリーな法規制をしいているシンガポールを拠点にしており、仮想通貨市場全体が、まだキャズムを超えている状態ではないので、ある程度のシェアを取ることはできると思います。むしろその時にどれだけユーザーを伸ばせるかですね。以下がキャズムの図です。

キャズムは、名著の一つなので、一読を勧めます。

現時点での投資評価

正直、バイナンスにこれだけ溝を明けられてしまっているので、今から埋めることは難しく、その点から投資は見送りにしています。僕が、バイナンスのBNBに投資する理由はこちらにまとめています。

僕がなぜBinance(バイナンス)のBNBトークンに投資するのか?

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

関連記事