僕のBitTorrentのトークンBTTの投資評価についてのまとめ #2

戦略

プロダクト戦略として、モバイルストリーミング市場にフォーカスている点は正しいと思います。現時点の情報を踏まえると、TikTokのようなプロダクトを想定しているようです。5G市場が間近に控えているからですね。5Gになると、どれだけ通信環境が早くなるかはこちらの記事を参考にしてください。

5G時代になれば「家の光回線」はいらなくなる。なぜか?

チーム

Justin Sun – CEO –  Linkedin

メジャーBaaSの一つであるTRONの創業者です。彼は、BitTorrentのCEOも兼務しており、この点から、彼がBitTorrentのプロダクトの方向性を決めていくことがわかります。元々、彼は中国でCallmeというボイス・ストリーミングプラットフォームを運営していた経験がるのでストリーミングサービスには土地勘があるのでこの点は評価しています。

Jordy Berson – Head of Business Unit – Linkedin

そして、BitTorrentのオペレーションの全体を統括しているJordy Bersonです。彼は、BitTorrentのプロダクトマネージャーからBitTorrentでのキャリアをスタートし、買収直前は、COOを勤めていました。その期間、約8年、つまりBitTorrentの全体像はしっかりと把握している人物ということです。なので、彼のような人物がBitTorrentに残っていることはTRON側にとっては重要なことで、買収後、スムーズにBitTorrentの事業をTRONの事業に融合させていくことができるからですね。

Brian Yu – Director of Mobile Product Management – Linkedin

彼は、モバイルアプリ開発を専門にしているプロダクト開発のプロです。買収後にBitTorrentに参加しており、その前は、Upworkというシリコンバレーで、最大の個人事業主のクラウドソーシングベンチャーのプロダクトディレクターをしていた人物です。アメリカのジョンホプキンス大学でバイオメディカルエンジニアリングの学士号と、その後、数年キャリアを積んでから、UCバークレーのHaasビジネススクールでMBAをとっているので、典型的なプロダクトマネージャーとしてのキャリアを積んでいる人材です。

Owen Goodwin-  Front End Engineer – Linkedin

彼は、UIを専門とするフロント開発のエンジニアです。直前が、LQDTというシリコンバレーの動画広告プラットフォームのUIエンジニアをやっており、この点からも、BitTorrentがストリーミング系サービスに興味を持っていることがわかります。

なので、BitTorrent Liveをプロダクトアウトするための必要なスキルセットの人材は揃ってきていると見ています。

参考までに、BitTorrentを作ったブラム・コーエンは、僕がOrbをSBIに売却した際の条件と同じで、今回の買収のタイミングでBitTorrentを出て、新しいブロックチェーン・スタートアップを準備しているようです。

事業の進捗

2019年8月30日、B-Liveは現在、内部テスト中というニュースが出ました。このスピード感であれば早ければ年内にリリースされる可能性がありますね。B-liveのベータテストへの参加応募は下記から可能です。

B-Live

競合の動向

トークンエコノミー を組み込んだストリーミングサービスとしては、すでに、THETA Networkが提供しているSLIVERtvと、LinoNetworkが提供しているD-liveがあります。どちらも非常に優秀なメンバーで構成されています。前者は、現時点で、300万のアクティブユーザーベースを持っており、後者は、1億人以上のサブスクライバーをもつ個人では世界No.1のYoutuberである、ピューディーパイと専属契約を獲得しています。

D-liveを手がけるLino-Networkについてはこちらにまとめています。

仮想通貨版YoutubeのD-Liveを運営するLino Networkを分析

以上のことを踏まえると、BitTorrent側の唯一のアドバンテッジは、TRONの資金力。もう一つは、SLIVER TVもD-liveも、現状はユーザーは稼いだトークンを現金に変える仕組みは提供していません。一方、BitTorrent Liveはまだプロダクトアウトはしてきていませんが、BitTorrent Speedの機能を踏まえると、現金に変えることができます。ここが、最大の強みになってくると見ています。

長期の課題

まず、事業のスタートを切るためにも当面は、モバイルライブストリーミングアプリのBitTorrent Liveが公開リリースが最優先課題です。

現時点での投資評価

以前は、2019年3月から6月の間に投資していたのですが、一旦、利確して、今は様子をみています。理由は3点です。一つは、仕掛け方次第ではブロックチェーンと融合したBitTorrentというプロダクトは大化けする可能性があることが見えています。その仕掛けの肝は、当然、BitTorrent Speedを実装したBitTorrent Liveです。なので、これがサービス公開するまでは様子見にすることにしました。

もう一つは、Brave Browserが、BitTorrentを実装可能なTorrentファイルをブラウザ側でサポートしているのですね。ウェブブラウザソフトは、ユーザーの閲覧データを一時的に保管しておくキャッシングのテクノロジーが実装されているので、このテクノロジーとBitTorrentは相性がよく、Braveが仕掛けてくる可能性もあると判断し、BraveのBATトークンに今は乗り換え、BitTorrent Liveのリリースを待っている状態です。

Brave Browserについてはこちらにまとめています。

なぜ、僕がBrave BrowserのBATトークンに投資するか?

最後に、BTTのB-Liveにおけるトークンエコノミーです。ストリーミングサービスに置いて、ユーザーがネットワークリソースを共有するとBTTトークンがもらえる仕組みにすることは容易に想像がつきます。しかし、そのBTTトークンをだれが購入するか?ということで、BitTorrentのコンセプトを踏まえると、ストリーミング配信者が負担することになります。しかし、B-Liveのリリース時点ではトラフィックがありません。理想的には、B-Liveのトラフィックが一定規模以上あり、その上で、動画広告などが配信され、ストリーマーはその収益源を手に入れ、その一部を更にBTT Speedを使うことで、視聴者に還元し、そのBTT Speedによって、視聴者は更に快適な視聴環境が手に入る。そういう世界が理想です。しかし、ここに到達するまでは、TRON財団側がユーザーベースを育てるために資金面でかなりバックアップする必要があるので、そのような経営判断をJustinがするのかまで含めて見ています。月間アクティブユーザーが300万ぐらいが目処になると思います。そこに到達するまでは、BitTorrentSpeedを使ったストリーミング配信については、配信者側に、無償でBTTを付与するなどの施策を打つことになると思います。

最後に、BTTトークンは、僕がメインで使っている世界最大の仮想通貨取引所のBinanceで購入することができます。Binanceのアカウント解説方法と使い方の基本ポイントはこちらにまとめています。参考にしてください。

【初心者向け】Binance(バイナンス)の会員登録の方法まとめ

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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