僕のHoloのトークンHOTの投資評価についてのまとめ

 

Holoとは?

2018年1月にICOを実施されたBaaSの一つですが、P2Pの概念が非常に強く出ているプロダクトです。Dappsにサーバーリソースを提供できるユーザーは、誰でもなることでき、そのサーバー使用料(ホスティング)もユーザーが自由に決めることができます。この仲介役を受け持つHoloのBaaSプラットフォームは、Dappsとユーザーの各アカウントのデータを暗号化して、双方がわからなないようにし、かつ、ユーザーは、共有化されている分散型のハッシュテーブル上でデータを扱うことで、ネットワークの可用性を引き下げる発想です。ただ、この概念自体は、基本的にはイーサリウムのEVMの概念と同じです。以下は、Holo Chainの概念図です。

その上で、彼らの分散型ハッシュテーブルはスマホなどの環境でも稼働可能としているようですが、どんなブロックチェーンもスマホで稼働させることは技術的には当然可能です。イーサリウムでもやろうと思えばやれます。課題の本質は、実際に不特定多数の、道を歩いている見ず知らずの人が、ブロックチェーンのネットワークにコンピューターリソースを提供してインフラの維持役を買って出るというのは、技術的に可能かどうかが問題ではなく、本人が、常に能動的にコンピュータリソースを提供してくれる必要があり、モバイルの通信データのスペックも2020年でようやく5Gですから、正直、アイデアとして取り込むには、かなり非現実的で時期尚早というところです。

また、Holoのテスト稼働によれば、世界最大のカードネットワークであるVISAのインフラであるVISA-netが誇る秒間最大56,000件の処理能力を超えることができるとアピールしているようですが、ベンチマークテストの詳細が明らかにされていないため、正直、にわかに信じがたいです。ベンチーマークテストがどういうものかは、OrbがOracle Cloudで実施したベンチマークテストをスライドシェア資料を下記に共有しますので参考にしてください。Orb DLTのベンチマークテストはハードウェアスペックから全て情報を公開しているので、極めて適正なベンチマークテストの検証結果です。

Post Blockchainを唄っているようですが、特に技術的に実現可能かつ斬新な発想は見当たらないソフトウェア技術です。

トークンエコノミー

やろうとしていることを踏まえると、BTTを使ったBitTorrent Speedのモデルに近いです。BitTorrent Speedについては、こちらにまとめています。

僕のBitTorrentのトークンBTTの投資評価についてのまとめ

戦略

市場参入戦略に関する情報がどこにも記載されておらず、ニュースにもなっていないので、ほぼノーアイデアというところです。

チーム

David Meister – Founder- LInkedin

直前は、Equiemというオーストラリアの不動産のテナント提供者と利用者をマッチングするウェブサービスのソリューションアーキテクトを長年やっていた人物です。その点から、不動産のスマートコントラクト領域にはリテラシーが高いと思います。

Arthur Brock – Co-Founder & Architect – Linkedin

ミシガン州立大学で人工知能を専攻しており、その後、地元のデンバーで通貨システムに関わるベンチャーを長年やっていたようです。その文脈でブロックチェーンに興味を持ったのでしょう。

Philip Beadle – Chief Engineer – Linkedin

直前が、Elabor8というオーストラリアの調査会社でソフトウェアエンジニアをやっていた人物です。

Nicolas Luck – Core Developer & Software Architect – Linkedin

ドイツにあるドルムント大学で情報システムを専攻し、直前は、S7財団という新しいセカンドライフのようなゲームを作ろうとしている団体で、ゲーム内の社会システムデザインを手がけていた人物です。スキル面からトークンエコノミー の設計はおそらく彼がリードすると見ています。

Dan Quinton – Partnerships – Linkedin

彼はイギリスベースで、直前は、Mt Pelerinというブロックチェーンに銀行を作るベンチャーのCommunity Managerをやっていた人物です。BaaSとしての事業開発jは彼がリードすると見ています。

事業の進捗

ここ数ヶ月は、特に事業進捗と呼べるようなニュースは出ていません。

競合の動向

BaaSとしてのポジショニングであれば、当然、最大の競合はイーサリウムです。BaaS市場は完全にレッドオーシャンになっているので、生き残るためには、きちんとペインポイントを定義し、チームメンバーが多いオーストラリア市場を主要ターゲットに顧客開拓を進めることだと思います。

長期の課題

まずは、市場参入戦略を明確にすることですね。BaaSではなくNicolasが直前にいたようなブロックチェーンを使った新しい社会を作るゲームにピボット踏むと面白いかもしれません。ちなみに、ロゴのデザインはすごくハイレベルです。

現時点での投資評価

僕は、BaaS市場は、既にレッドオーシャン化しており、かつ、市場自体が、本質的価値に比べて過大評価されすぎていると判断しているため、現在は、どの銘柄にも投資はしていません。BaaSについては、こちらの記事に考えをまとめています。

大半のBaaSの時価総額は過大評価され過ぎていると考えている。なぜか?

最後に、HOTトークンは、僕がメインで使っている世界最大の仮想通貨取引所のBinanceで購入することができます。Binanceのアカウント解説方法と使い方の基本ポイントはこちらにまとめています。参考にしてください。

【初心者向け】Binance(バイナンス)の会員登録の方法まとめ

以上、みなさんの参考になれば幸いです!

注記:最終的な投資判断は自己責任になります。

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