Lambdaのテクニカルイエローペーパーの翻訳 #1

イントロダクション

テクニカル・コンポーネント

Lambdaは、主に、以下のコンポーネントから構成される。

コンセンサスネットワーク:

数千ものノードによって構成され、Lamdaのコンセンサスネットワークは、VRF(Virtual Routing and Forwarding)とBFTに基づくコンセンサスプロトコルである。LAMBのトークントランザクションは、そのネットワーク内で完結する。それと同様に、このネットワークは、ストレージリソースの提供者とストレージ利用者の間にたち、需給マッチングや、請求、報酬、ペナルティ、そしてデータの認証を行い、これらを通じて、非中央集権的なストレージを安全に、認証可能、かつ柔軟であることを保証する。

ストレージ・ネットワーク:

Lambdaシステムにおけるストレージとコンセンサスネットワークは、論理的に分離されている。非同期型のストレージネットワークは分散型、かつ非中央集権的なストレージシステムを提供可能にするが、同時に、Lambdaのデータインテグリティの認証プロトコルには従わなければらならない。

マーケットプレイス:

Lambdaはストレージ提供者と利用者にトレーディング機能を提供する。ユーザーは、ストレージスペースを借りて支払う一方で、ストレージ提供者は収益を得る。利用者が、ストレージとデータ検索リソースの間のリアルタイムマッチングを必要とせずに、リアルタイムに必要としているストレージ容量を確保した後、トークンの売買がノン・ハイ・フリークエンシーモデルで完了する。これが、ストレージリソースへのリアルタイムアクセスを可能にし、Lambdaをパブリックブロックチェーンとして機能させることができる。

開発キット:

開発キットは、既存のクラウドストレージのインターフェース定義と同様に、アップストリームとダウンストリームとを含むユニバーサルなストレージ機能へのアクセスを提供し、利用が、シームレスにLambdaシステムにアクセスすることを可能にする。開発キットは、他のストレージ機能をLambdaに接続することも可能にすることで、Lambdaを非同期のストレージネットワークとして、様々なストレージ用途に応えられるようにしていく方針である。

 

プロセスの概要:

Lambdaは、非中央集権的なストレージネットワークであり、LAMBという仮想通貨を発行する。そして、LAMBは、このエコシステムにのみ帰属している。バリデーターによって構成されるコンセンサスネットワークは、アカウント別のストレージデータを維持し、そして、ブロック生成における報酬を受け取る。ストレージマイナーは、競争原理によって、バリーデーターへと昇進することができる。そのためには、彼らは、一定のLAMBをネットワークにデポジットする必要がある。そして、だれがバリデーターである間は常時アップデートされるメカニズムになっている。

ストレージと検索マイナー:

ストレージマイナーになるためには、マイナーは、ストレージ容量の準備と、その分に応じたLAMBをデポジットする。検索マイナーになるためには、マイナーは、少量のLAMBをネットワークにデポジットする必要がある。ストレージと検索マイナーはそれぞれサービスを提供することで、LAMBSを獲得することができる。ストレージマイナーは、一定の信用(クレジットスコアと言える)と常時利用可能なストレージを一定規模、提供し続けることでバリデータに昇進していくことができ、ブロック生成に対する報酬を得ることができるようになる。まだバリデーターに昇進していないストレージマイナーもブロック生成に対する一部の報酬を受け取ることができる。

ストレージと検索トランザクションについて:

ストレージと検索マイナーは、LAMBのデポジット後に、ストレージ売買の取引所に参加可能になる。Lambdaの取引所では、様々なストレージが色々な価格で売られており、利用者は、必要なストレージ容量と購入用に登録した資金をベースに注文を出し、オーダーマッチングが行われ、最終的にコンセンサスネットワークによって取引の認証が行われる。

Proof of Storage (PoS):

ストレージマイナーは、定期的にPoS(Proof of Storage)を提供し、利用者からストレージの利用料をもらう。PoSは、以前のブロック情報に基づきランダムにターゲットされたデータフィールドに基づき、パラメーターを生成する。そして、LAMB-PDPのアルゴリズムを通じて、データ保管期間の証明を行い、その証拠をコンセンサスネットワークに配信することで、バリデーターに認証してもらう。そして、その証明されたステータスは、ブロックチェーンに書き込まれ、報酬やペナルティ、データの復元や、手数料支払いなどの根拠として使われる。

つづく。

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