Lambdaのテクニカルイエローペーパーの翻訳 #2

用語の定義

バリデーター

バリデーターの役割の範囲は、トランザクションをまとめて、コンセンサスをとるためのブロックとして生成し、Proof of Storageを認証し、ストレージの売買と注文の検索に関わるスマートコントラクを実行し、手数料の清算を行う、である。バリデーターになる方法は二つある。一つは、初期の段階からLambdaのエコシステムに貢献していること、もう一つは、マイナーからバリデーターに昇格することである。しかしながら、前者のバリデーターは結果的に市場から退場していくことになるだろう。

ストレージマイナー

彼らは、LAMBをデポジットし、提供するストレージの容量に応じてと、Proof of Storageに応じて収益を得ることができる。また、マイナーとしての実績に応じてバリデーターになることができる。

検索マイナー

検索マイナーは、少量のLAMBをデポジットし、預けていたデータから必要なデータをダウンロードするための検索サービスを提供する。当然、検索量に応じて収益は変化する。

LAMB-PDP

LambdaのProvable Data Integrityは、Provable Data Possession(PDP)とProof of Retrievabilityに基づく。Lambdaは、公開モデルでProof of Storageの認証プロセスを走らせるため、どのデータを検証するかのランダムな値は、ブロックチェーン状の変数によって生成される。ストレージマイナーは、あらかじめ決められたその証明プロセスを実行し、メッセージをネットワークに送り、バリデーターに認証してもらう。

ローカルノード

ストレージマイナーは、分散ストレージシステムに参加する必要があり、ブロックチェーンのローカルノードとして参加することで、トークンデポジットの確認や、注文の提出、支払い手数料の認証などのオペレーションも行う。そのローカルノードは、フルノードとして、台帳の完全な認証を行う役目をニ担うフルノードになることもできれば、ブロックチェーン上のブロック更新を完璧に行うことのみを担うライトノードになることもできる。

セクター

ストレージマイナーは、提供するストレージをユニット単位に分割し、ブロックチェーンにその情報を登録し、データが改ざんされていないことを証明作業を行う。利用者は、必要なストレージ利用に対する支払い情報をファイルし、ストレージマイナーは、実際に保存していたデータを元に利用者に手数料をチャージし、その手数料は、ブロック生成に応じて決まっていく。その際、セクターは、ストレージネットワーク内におけるマイナーの地理的なロケーションに合わせて定義される。(AWSにおけるリージョンの概念と同じである)

オーダー

ストレージの利用者は、利用するセクターの単価に応じてストレージ枠を購入する。例:セクターCで10GBのストレージなど。そして、そこに一般的にMの周期でブロックが生成される。Mの値は、日、月、年などの頻度になるだろう。

ピース

一般的に、大規模なストレージ利用者が現れた場合、そのデータ量をLと定義し、Lは複数のストレージマイナーによって、かつセクター分割に応じて共有される。Lの単位構成は、コミュニティの投票によって定義される。

ProofSet

ストレージマイナーは、ストレージの証明をセクターの中におけるユニット単位で収集する。そのProof setをコンセンサスネットワークにブロードキャストし、バリデーターに認証してもらい、ブロックチェーンに格納される。この際、Proof Setsは、ストレージマイナーにとっての補助的なストレージの役目を担い、システム内部のコミュニケーショントラフィックを少なくすることを目指す。

ウォレット

Lambda ウォレットは、LAMBのトランザクションファンクション、LAMBの残高情報、利用者の購入履歴や、マイナーのセクター別のデポジット情報、利用情報、手数料情報などを含む。

コンセンサスノード

全てのバリデーターは、コンセンサスに参加することができ流が、これは一時的な役割で、VRFを通じて各ブロックの生成サイクルに応じて、常に再選が行われる。つまり可変的である。

バリデーターテーブル

このテーブルは、一定の期間、常にアクティブなバリデーターについて記録をしていくものである。初期のバリデーターは、サービス開始と同時に、アクティブになる。そして、このバリデーターは、コミュニティのガバナンス契約に基づき、常に追加と削除が繰り返される。

システムコントラクト

システムコントラクトは、Lambdaシステムにおけるいくつかのデフォルトコントラクトど東堂に、自動的にシステムに組み込まれ、ブロック生成に実行される。その対象は、コミュニティのガバナンス、デフォルトのエクスチェンジ、手数料の支払い、注文の復元などである。

SpaceID

ストレージIDとは、ストレージマイナーの特定のストレージスペースについて割り当てられるものであり、購入することができる。Space IDが付与されているストレージ領域は、ストレージの取引所で優先的にオーダーマッチングされる。Space IDの合計値は、ストレージマイナーのトータルのストレージ容量となり、Space IDは、マイナー間で売買することも可能である。

Exchange

ここにおけるExchangeとは、ストレージと検索に関わるトレーディングマーケットである。Lambdaシステムは、複数の取引所をサポートしており、それぞれ、Lambdaとは別の取引所によって運営される。オペーレーターは、より多くのストレージマイナーと利用者を惹きつけ、そして、ストレージとLAMBの売買がおこなれることで収益機会をえる。

つづく。

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